A Golden Bearの足跡


UC Berkeley Haas School (MBA) における、2年間の学生生活の記録です。
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出国前パーティーの数々: 友への感謝

卒業式後は、旅行、帰省、そして次の仕事への赴任と、毎日のように誰かがバークレーを離れるため、数多くの出国前パーティーが開かれているようでした。そこで、卒業式後から私が帰国するまでに参加したパーティーのうち、差し障りが無いものについて書いてみます。

5/19(水) 韓国人による日本人へのお別れパーティー
 ある韓国人が、「お前ら日本人には2年間大変お世話になったので、個人的にパーティーをしたい」、ということになり、まだバークレーに居た日本人は全員、家族同伴で彼の家にて飲むことに。ちなみに、この時期韓国人はほぼ毎日様々な韓国人同士で飲みまくっているようで、今日は韓国人飲みが無い、というタイミングで入れられたイベントでした。
 この日私は、最終課題をようやく書き終えた後、この飲み会の前にサンフランシスコでウイスキーのプロモーションイベントがありました。美味しいウイスキーを夫婦で何杯も無料で飲んだ上で、パキスタン料理を食べることになり、結構気持ち悪い状態で行きましたが、当然日韓の飲み会なので家族同伴でも結構飲むことに。記憶を飛ばすほど飲んだ人が、さらに飲ませまくるという、激しいパーティーとなりました。


5/21(金) ラテン系の誕生日バーベキュー
 あるスペイン人の友人が自分の誕生日にバーベキューパーティーをする、ということで、昼から公園へ集合。昨年末にチリ人の誕生日パーティーに行ったときにも思ったのですが、ラテン系にはラテン系独特の風習があるのだなあ、と感じました。例えば、

○ 2つのパーティーともに、誕生日の本人(男)が、自分で企画。自腹で会場、酒、料理を用意します。当日も、食事を皆に配ったり、バーベキューの調理をするため、ずっと働き続けています。その一方で、参加者は無料。何かを持ち寄ることも手伝うことすらも無く、ただ楽しむだけなのです。
○ 時間にルーズ。15分遅刻した、と思ったら、我々夫婦が一番早いお客さんでした。1時間~2時間して、徐々に増えていった感じです。また、我々は3時間立ったところで退席しましたが、その後も夜まで延々と続いていたようで、相当のんびりしたパーティーでした

一方、日本人でバーベキューすると、皆で野菜や調理具など分担して持ち寄ることが多いです。こうすることで、誰かが遅れると皆が遅れてしまうという連帯責任感が出るため皆時間通りに来るし、来た時間から一刻も早く食べ始め、片付けも皆で一斉にやる、という比較的効率の良い動きになります。この辺は、文化の違いを感じさせます。

今回は30人以上の会でしたが、我々夫婦と、イタリア人夫婦、中国人夫婦、インド人1人を除くと、全員スペイン語圏の方々(なぜかポルトガル語圏の人はいなかった)。というわけで、ほとんどの人々がお互いスペイン語で話し合っている、という、今まで私があまり経験したことの無かった空間に飛び込むことに。そして、1学年240人という少数校で、これだけネットワークの機会があったにもかかわらず、今日初めて話をしたクラスメートも5-6名居ました。彼らは全員南米の国々から来ており、授業中にあまり発言もせず、学校行事で目立つことも多くない、「自分達の殻に篭ってとっつき難い」人々に見えました。今回初めて話をして、1人将来の仕事で直接関わる人が居てラッキーだった以外にも、色々感銘を受けたことがありました。一例では、この「とっつき難い」イメージは、彼らから見ても日本人や韓国人のグループに対してあるようなのです。そういえば、日韓飲みには毎回ゲストで日本人韓国人以外も2-3人来ていて、「俺も一度日韓の飲み会に入りたい」、ととても多くの人に言われていました。このような形での、各文化の飲み会には、もう少しお互い積極的になっても良かったかなあ、と思っています。

こうして考えたときに、今回我々がこんなに閉じたパーティーに招待されたのは、Japan Trekのお陰でした。主催者のスペイン人は、Japan Trek当時、英語があまり話せないフィアンセをスペインから日本に呼んで合流しました。そんな彼のために、特別な移動のアレンジや自由行動日のイベントプランを練ってあげたことがあった。そしてJapan Trek後に、「無事結婚できて、本当に思い出に残る旅になった。今度是非家族同士で会わせてくれ」、と言われていたことを、ちゃんとここで実現してくれたのでした。当たり前とはいえ、「誰かの役に立って行動する」ことが、異文化交流のきっかけとなることを、改めて感じた日でした。
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5/22(土) Freeman Winery
過去記事「Freeman Winery: 日本人共同設立ワイナリーの授業と訪問記」にアップ済みのものです


5/23(日) 家族寮のBBQ
私の住んでいるUC Villageという家族寮には、MBA生も30家族くらい住んでいた記憶があります。そのうち、まだ旅行や引越しなどをせずに残った人々がお互いに声をかけて、翌日ここを去るチリ人とインド人のためにBBQパーティーを開きました。

場所は家族寮すぐ脇の公園。ここではもう何度となくBBQが開かれていますが、小学校とBBQスペース、子供が遊べる遊具に野球場とテニスコートが揃っていますが、家族寮周辺にこのようなスペースがいくつもあり、改めて環境の良さを思い知ったのでした。
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今日はインド人が多めのメンバーでしたが、そのインド人たちが暴走して飲みまくり、またもや収集つかない混乱した激しいパーティーに。各国の「隣国の悪口集」や「スラング」の数々が聞けた、大変面白いパーティーになりました。
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6/10(木) 結婚式@Nestldown, Los Gatos
友人の結婚式に妻と2人で招待され、車で南に1時間半、Los Gatosという街にある、Nestldownという結婚式場に行ってきました。大木が生い茂る森の中の小さな湖のほとりで、教会式の結婚式を一通り終えた後、アフタヌーンティーを飲みながら、ケーキカットや、写真撮影と、シンプルだがとても美しい結婚式でした。ちなみに、この会場は、週末は大金持ちしかできないくらい高価なのだそうですが、平日だと学生の予算でも何とかなったのだそうです。
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(写真は我々夫婦。新郎新婦はタキシードにウェディングドレスでした)
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外国人の結婚式に出るのは初めてだったのですが、日本と1つ違っていたものは、御祝儀の渡し方。日本だと、受付で現金を渡すのですが、米国ではGift Registryというやり方を取るのだそうです。新郎新婦が、新生活に向けて買いたいものや、新婚旅行の時にやりたいイベントのリストを、Web上に掲載しています。そして、そのどれをプレゼントしたいかを選ぶと、その分のお金を支払うページに飛んで、メッセージを添えてクレジットカードで決済。後日、Macy's等の百貨店などから、選んだものとメッセージが新郎新婦に届く、というやり方でした。値段も高いものから安いものまで揃っていて、プレゼントしたいものをプレゼントする、という形で、とても良い方法と思いました。
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6/13(日) Napaのピクニック
いよいよ私自身の帰国、ということで、私が主賓のパーティーを開催して頂きました。本日は、こちらで私自身が大変お世話になった日本人の方のご好意で、その方がメンバーになっているナパのワイナリーにて、ピクニックを開催することになりました。「ピクニックスペースに入る限り、好きな方を呼んでいいよ」、という形にしていただいたため、「一度帰国前に会いましょう」と話していた方を中心に、当地にいる色々な日本人の方に声をかけて、参加して頂きました。この様子は、Globetrotterさんのブログにも記事にしていただいています。
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結構ランダムに声をかけたのですが、出席して頂いた方々を見渡すと、その全員の共通項が、何らかの形でスタートアップを経験されていることでした。現時点でスタートアップを経営されている方々、働いている方々、これからインターンで働かれる方々、投資家の方々など、この帰国直前のタイミングで、多様な業界で様々な立場で実際に働いている方々の話を聞くことは、非常に刺激的でした。5年後、10年後に、ここの皆様がどのような躍進を遂げているのか本当に楽しみです。そして、私自身がこの方々とどういう形で再会できるのか、重々意識して、日々精進したいと考えました。
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この方々のもう一つの側面として、実は前日まで3大陸4カ国にてご活躍されていたのです。幹事を開いていただいた方の人望と仕切りの素晴らしさもあり、こんな超多忙な皆様を、時差ぼけを押してまでNapaの一番奥地にあるワイナリーに食べ物を持ち寄って集まって頂きピクニックをするという、無理やりな企画が実現してしまったことそのものに、本当に驚きました。むしろNapaだからこそできたのだろう、ということで、カリフォルニアの自然の恵みとシリコンバレーの立地の良さに、本当に感謝します。そして、私自身が今後どんなに多忙になっても、このようなグローバルな関係を、立地関係なく今後も大事にしていきたいと思います。


6/14(火) 最後のゴルフ@Paradise Valley
同期の日本人は皆既に帰国し、仕事を始めたり、日本に旅行に来たクラスメートと会ったり、合格者&卒業生の壮行会に出席しています。最後まで残っていた私自身も、いよいよBerkeleyを離れる時が来てしまいました。ここでは、ゴルフとディナーの2本立てで、私自身が自分のためのフェアウェルの幹事を行い、実現しました。

まず、「帰国前に一度ゴルフをしよう」、と言っていながら私の捻挫や旅行でなかなか実現しなかった友人達と、最後のゴルフをすることになりました。出席者は、インド人、マレーシア人、韓国人と、私の4人。場所は、Paradise Valley。「卒業前に行ったら良い、お勧めのゴルフ場だよ」と、同期日本人で一番上手い友人にも言われていたこともあり、広く、美しく、とても気持ちよい。が、長く、罠が多く、難しい、まさに最後にふさわしいコースでした。
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この日は、ドライバーとパットは、最近に無く素晴らしい出来だったのですが、しばらく安定していたアイアンが全然ダメで、2打目3打目でのミスが泣きたくなるほど多くなる羽目に。結局トータル114でしたが、コースの難しさを考えればこんなものでしょう。日本でも、せっかくなのでゴルフの練習は続けていきたいと思います。
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(全くの余談ですが、最後帰る時に渋滞しているなあ、と思ったら、珍しく目の前で山火事が広がっていました。このブログ本論とは全然関係ありませんが、spacewalkerさんがiPhone4を搭載した人工衛星は実現できるのか?人工衛星設計・開発フローの雑な紹介。という記事で、カリフォルニアの山火事をモニターする衛星の概念設計手法を書いていたので、写真を貼って紹介させて頂きます。)
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6/15(火) 同期とのFairwell Party@Daimo(中国料理)
そして、最後のパーティーですが、主役はむしろ奥様方。元々妻が、最後に挨拶したい奥様方に声をかけてディナーをしよう、と言っていたのがこの日だったのですが、そうなると当然旦那様方である私の友人達も集まります。そして、このメンバーが集まるなら、ということで、まだBerkeleyに残っている仲良い連中を芋づる式にたどり、結局MBA生12名奥様8名というメンバーで、最後のお別れのディナーをすることができました。
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日本人の我々夫婦のために集まっていただいたのは、アメリカ人、インド人、中国人、台湾人、韓国人、マレーシア人、シンガポール人、インドネシア人、と、まさに残っていたアジア系の方が総動員された形。最後の最後に会えたこの友人達のほとんどが、ABC(Asia Business Conference:ここの記事群で書かれたイベント)の幹事を一緒にやらせて頂いた方々ということで、MBAにおいて本気で取り組んだクラブ活動の意義と、今後私が日本に戻って何を土台に生きていくか、ということを、とても明確に示しています。
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卒業式から1ヶ月経ったこの時期に、これだけの友人達と再会できたのも、このような奥様方同士のネットワークの賜物です。そして、この会の最後には、別れを惜しんだ妻同士は皆、泣き出してしまいました。仕事を辞めて最初からMBAについて来て、良い友を作りながら楽しんで2年間を過ごしてくれた妻には、本当に感謝しています。
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この時期にはまた、今回書けなかったこととして、地元の方々と1対1でランチやディナーをさせていたく機会がいくつもあり、将来の自分の仕事へ指針や刺激、またネットワークそのものを頂いた意味で、大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。そして、それらビジネス上の資産に勝るとも劣らないものとして、「人生そのものを豊かにする」という意味においては、本日のブログに登場した全ての皆様: 家族ぐるみで一生大切にしていきたい友人達こそが、我々夫婦がBerkeley MBAで得た最大の宝物だと考えています。
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by golden_bear | 2010-06-16 16:19 | 趣味・生活
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