A Golden Bearの足跡


UC Berkeley Haas School (MBA) における、2年間の学生生活の記録です。
by golden_bear
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初授業

本日から新学期となり、2年生も1年生もキャンパスを埋め尽くす中、初授業に参加しました。

記念すべき初授業は、ミクロ経済学なのですが、
"Economic Analysis for Business Decision"
と授業名がついているとおり、
「限られた情報を分析することで、どう意思決定をするか」
という点に重きを置いているようです。

初授業の感想
・ 教授の説明が非常に分かりやすい。さすがアメリカ
 - 誰にでも聞き取れる速度、分かりやすい単語をつかった解説
 - 一昨年からパワーポイントを廃止した、というだけあり、分かりやすい板書
 - 3分に1回はランダムに誰かを当てるので、常に聞かなければならない
 - 質問はウェルカムで、その都度議論が発生するが、あらかじめ授業内容項目を、
   紙1枚で重要な順に箇条書きで配布しているので、授業が崩れることがない
・ 評価の仕方に工夫あり: 中間試験結果を加味した/除いた、加重平均点のうち、
  良いほうの点で全員を並べて、評価してもらえる
・ 授業内容としては、あまり深い理論には入らないようで、やや物足りない気がするが、
 その分、基礎理論の枠組みでさえ、こんなに議論がおこるのか、という部分に
 重きがあるようで、実践的な勉強ができそう
 - 教科書や、事前に配られた補足資料(計算式集)は、興味がある人だけ読めばよい
 - 「戦略コンサルティングで求められている内容」と説明あり

授業に出ることで、知識としては、何かの本に書いてある内容かもしれないが、
自分にとって新しい、思考プロセス、表現プロセスを、身につけられないか、
と意識した初授業でした。
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by golden_bear | 2008-08-27 23:07 | 学業

良い印象を与えるためのエチケットのワークショップ

うちの学科では、就職活動サポートの一環として、
9月~11月の期間には、ほぼ毎日1つ以上、1回90分程度の、
ワークショップ(参加者が討論する形で、どうしたらよいか学ぶ)、
または、企業からの説明会が行われています。

本日は、”ビジネスや社交会で良い印象を与えるにはどうすべきか”
のワークショップがあったので、なんとなく登録して参加してみました。
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最初は、「なんだ、日本で入社後研修で最初に習う名詞の受け渡し方の研修か」
と思っていたのですが、実際には、凄く実践的なトレーニングでした。
・ 全て、企業との説明会(含立食パーティー)や、入社面接(含むディナー)を想定した訓練
・ 「こうすべき/こうしてはいけない」という、知識に重点をおくのではなく、
  そううまく行かない場合/失敗時(ものをこぼした時、一度見た相手の名前を忘れた時、
  など)にどう振舞うかに重点を置いて、1つ1つ質問&議論すると、
  後から知識や理屈が身にしみて分かる
・ 講師はマナーの先生(ベテランの女性)だったが、最新の事例をネットで多数調べていた

私が学んだ点は数十にものぼり、ここには恥ずかしくてかけないのですが、
特に目うろこだったものだけ羅列しておきます。

・ 名札は右胸につけること。なぜなら、握手をする際に自然に見えるため。左胸にあると、握手しながら胸を覗き込むので気持ち悪い動作になる
・ 立食パーティの際には、左手でコップ、皿、ナプキンの全てを持つべし(写真参照)。こうすると、握手もできる。何か拭きたいときは、右手でナプキンを取って拭き、また左手薬指小指の間に挟む
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・ ビジネスにおいては、レディーファーストは厳禁で、女性は男性と対等に扱わないと、かえって問題が起こる。(Socialな場では、女性優位に振舞ってOK)
・ テーブルの並べ方の覚え方として、BMW (左からBread, Meal, Water)がある
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アメリカの、しかもBerkeleyというヒッピーの町のど真ん中で、このようなマナーを
真剣に議論する機会があることに驚いたのですが、講師によると、
”今日習ったことはアメリカでは最大級にフォーマルな内容なので、時と場合に応じて
考えて使い分けて”、とのこと。今後いろいろ試してみたいと思っています。
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by golden_bear | 2008-08-26 22:16 | 就職活動

オリエンテーション最終日 - Waiver試験とFinal Party

オリエンテーション最終日は、前日の運動会の疲れを考慮してか、
必須イベントは夕方4時開始で、現2年生の経験からどのように学生生活を楽しむべきか、
というテーマの議論を18時くらいまでやったあと、夜中2時まで飲みに行く、というものでした。
ただ、この日は、夕方までにWaiver試験というものを受験可能で、これは合格すれば
必修科目をパスして選択科目に振り替えることが可能になる、というものです。
Waiver試験の様子と、最後のパーティの様子を記載します。

・ Waiver 試験
 半分強の必修科目はWaiveすることが可能、ということで、
 私はStatistics(統計学)の試験を受けて見ました。
 Waiver試験を受けるメリットは、一般的には下記のようなものがあります。
 - 大学で専門的にやっていた内容や、仕事で使っていた、などの理由で、
   いまさら勉強する必要がない課目を聴かずにすむ
 - その分の時間を、より高度な、または、より単位をとるのが楽な選択科目に
   当てることが可能
 - 特に、1年生の秋学期は就職活動準備などを含めても
  2年間でもっとも忙しいので、ここの授業数を減らして他にまわす事で、
   余裕を持った学生生活が可能
 - デメリットがない: もし、Waiver試験に落ちたとしても、普通に授業に
   出ればよく、全く不利にならない

 私の場合は上記メリットを受けるために、特に専門的に詳しいわけではないけど、
 統計学の試験を受けることにしました。その理由は、
 - 大学時代にエクセルの演習を含む統計の授業を一度受けており、その授業が
   結構面倒くさかったため、もう一度やるよりは他の事に時間を使いたかった
 - 前職で、最小二乗法などを用いてお客さんに統計分析結果を見せることがあったが、
   たいがい、勉強しなきゃ理解できない分析は、お客さんには受け入れられず、
   全く使い物にならないことを身にしみて感じていた。したがって、MBAで統計を
   勉強しても、勉強のための勉強になるような気がしていた
 - オリエンテーションで忙しい中、勉強時間を区切ってどこまで英語の教科書を
   読んで試験に対応できるか、感覚をつかみたかった。実際、勉強が必要な位なら
   Waiveしないほうが良いと考え、勉強は5時間一夜漬けで望みました。
 - 仮に落ちたとしても、試験を受ける、という練習が可能だし、
   一通り学習内容を俯瞰した上で授業に望めるため、短期間で効果的な学習が可能

 試験時間は3時間。格闘の末、3時間使い切った感想は、
 - さすがによく理解していない人をWaiveさせる気はないと実感: 最初の第1問から、
   教科書の最後の方に出てくる応用問題で始まり、一方で、「全範囲から回答がなければ
   点が高くても不合格になる」、というルールをわざわざ最大限生かしたかのように、
   全体を通すととても広い範囲の話題から問題が出題された。
 - 事前の情報戦が重要:実は最後の方2~3割は、教科書に載っていない言葉が
   いっぱい出てきたが、これは事前に教授に直接「どうやって勉強したらよいですか?」
   とメールをした人のみが、「この言葉になれておきましょう」という回答を頂いていた。
   これを知らずに教科書を超まじめに勉強した人が、かわいそうだった
 - 3時間の間が最も勉強になった: 一夜漬けの断片的な知識を総動員しなければ
   いけなかったので、試験中にいろんな知識が統合され、理解が深まった
 
 結局、Waiveできなかったのですが、この1日の投資で、
 以後の授業では相当楽できそうなので、受けてみた価値あったな、と思いました。
 (問題の内容詳細は書けませんが、もし知りたい方がいましたら、
 コメント欄にでも連絡お願いします。)

・ Final Party
 6時半からバス4台に分かれて、別々のSan Franciscoのバーに移動。
 バスに乗る前から皆ビールを飲みまくってましたが、バスの中でも2年生2名が
 ゴーストバスターズの格好に扮して、司会としてずっと、飲ませたり、ゲームをしたり、
 暴れたり、全員の頭の上にスプレーをかけたり、とお祭り騒ぎをしていました。

 
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 バーを2件バスではしごした後、10時からは全員(2年生や家族含めると約300人)が
 クラブを貸しきって入りました。1階は普通のクラブだったのですが、2階は80年代
 ロックを延々と演奏するバンドがいました。特に最初の2曲が高校時代にバンドで演奏した
BonJoviとBrian Adamsの曲だったこともあり、懐かしさのあまりずっと2階に居ました。
 
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 次の日アルカトラス島見学やMLB見学を控えていたこともあり、
 11時半過ぎに退散しましたが、バスが2時に来るまで皆結構飲んでいたようで、
 改めて学生の元気さを感じた一日でした。
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by golden_bear | 2008-08-22 23:59 | 学校のイベント

オリエンテーション4日目 - ボランティアと大運動会

毎年一番のクライマックスを迎えるオリエンテーションの4日目は、
下記3つの内容で行われました。

・ 学科の社会貢献に関する説明(1時間)
・ ボランティア活動(3時間)
・ 大運動会(4時間)

・ 学科の社会貢献に関する説明(1時間)
 この学科が如何に社会に貢献しているか、3つの活動のプレゼンを受けました。

 - Corporate Sotial Responsibility(企業の社会貢献)
  ビジネス誌/新聞がうちの学科のこの教育で全米上位に評価していたり、
  数々の大企業がインターンシップをこの課題で設定していたり、
  専門の授業が充実していることをの説明を受けました。

 - Non-profit(非営利団体)
  インターネット企業へのインターンシップを通じて、途上国政府に提案をしている例、
  大手コンサルティング企業と組んで専門の授業を行う例の紹介

 - Entrepreneurship & Innovation (起業とイノベーション)
  起業関係の授業やワークショップ、ビジネスプランコンペなどの紹介として、
  特に公共政策に関係するものを中心に捉えていました。

 3番目に強いイメージがありこの大学を選んだのですが、MBAが社会に果たす役割
 としては1番目や2番目はわかりやすいメッセージだなと理解しました。

・ ボランティア活動(3時間)
 最初のプレゼンを受けて、自分もCSRやNon-profitの視点を持とうかな、と思っていたら、
 なんと即そのままボランティア活動に連れ出されました。

 バスに乗り30分、かつて空軍の基地だったが、今はホームレスの人々を収容し、
 社会復帰のための職業訓練をしている場所へ移動し、小グループに分かれて
 施設向上のボランティア活動を行いました。
 
 水道を設置する人、植樹&清掃をする人など、さまざまな活動がある中、
 私は20名ほどのメンバーで、「中古自転車屋さんの開業準備」を手伝いました。
 この自転車屋さんは、店長と店員の2名+ホームレスの方々数十名が、
 捨てられた自転車の、部品を解体し、磨き、組み立てなおして、業者に卸していました。
 次の土曜日から自前で店を持つことにしたために、店の看板作成や倉庫の整理を
 任されました。
 
 改善前の写真
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 改善後の写真
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 前職で現場改善のワークショップを度々運営していたため、
 倉庫整理や飾りつけを仕切る店長の視点ではよくものを見ていたたのですが、
 今回実際やる視点に立つと、

 - 最初に何をしたいか、何故したいか、の方向付けが理解できないと、現場は混乱する
 - 一方、詳細な説明は最初に聞いても結局忘れる
 - やっていると、当初店長が考えていたよりより良いアイデアが出る
 - 現場にとってどちらでも良い場合に、どうすべきかの判断は、店長がいないと進まない
 ということに気づき、ずいぶんお客さんに迷惑かけたな、と反省しました。

・ 大運動会(4時間)
 ボランティア終了後は、山の中の広場に移動し、BBQランチと運動会がありました。
 60人X4つの組に分かれて、組別対抗のゲームを行いました。

 最初にビュッフェ形式でBBQランチを楽しんだのですが、
 
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 気がつくとビールを飲む人が現れはじめ、
 
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 みんなでブリーフやネクタイをすることでチームコスチュームに着替えて、
 
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 中には毛までそり始める人々も
 
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 こんな状態で、競技が開幕。
 
 まず最初にケーキの早食いで、各組男女1名ずつの代表が、3分間で何個食べられるか
 争いました。
 
 続いて、サッカー、タッチフット、バレー、キックベース、アルティメットなどの球技、
 および、ムカデ競争、ピンポン玉を投げて相手のコップに入れる、だるまさんが転んだもどき、
 など運動会っぽい競技がいくつか並行して行われました。
 面白かったのは、後者の運動会っぽい競技には、大抵ビールが使われていて
 たとえばリレーで交代する前に必ず1杯空ける、とか、
 相手が1杯飲んでいる間に横をすり抜ける、などが行われていました。

 これら10数個の競技が終わると、最後にキャンプファイアーのように、
 各チーム5分ずつで演劇を行い、2年生の審査員をどれだけ笑わせられるか競ったり、
 各チームが作成しておいたチームの旗のできばえを、2年生の審査員が採点しました。
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 私は、中学~大学までやってきたバレーボールで参戦しました。
 2m3cmの人をはじめ長身ぞろいのチームだったため、男の中で一番背が低くなり、
 さらに、アメリカ人はみんな目立ちたがり屋=スパイクを打ちたがるので、
 日本人のチームでは前衛専門で後衛はやらない私が、
 なんと、レシーブ専門要因として入ることにしました。
 その甲斐もあってか、バレーボールで見事優勝し、
 さらにバレーの直接対決で総合2位の組を倒して、総合優勝できたことから、
 注目を集め、「バレーができる人」という印象で、相当知り合いが増えました。
 芸は身を助けることを身をもって実感しました。

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by golden_bear | 2008-08-21 21:33 | 学校のイベント

オリエンテーション3日目 - 企業へのプレゼン大会

オリエンテーションは3日目になってもまだまだ盛りだくさんで、次の6つをこなしました
・ 多様性のワークショップ
・ 就職活動に関する説明
・ 卒業生のスピーチ
・ スポンサー企業による、ケーススタディ
・ お金と保険の話
・ 中庭で家族同伴のパーティ

・ 多様性のワークショップ
 5人1組で、去年実際に起こった次の4つのどれかのケースで、
 チームで課題を解く場合に起こった問題、原因と対策を議論し、
 ロールプレイで演劇を行う、というワークショップでした。

 (1) 志望就職先の違いにより、成績をとても気にする人と、全く気にしない人がいるチーム
 (2) 子供の世話や病院通い、朝型・夜型の違い、クラブをがんばる人など、
    ライフスタイルがばらばらのチーム
 (3) 食習慣が異なるチーム
 (4) 英語ができない人と、それが理解できないネイティブの人がいるチーム

 私のチームは(4)だったのですが、下記のような感想です。
 - 英語ができない人として、”Naoko”さんという日本人の名前が割り当てられていた
  のが、やっぱりそう思われているんだなあ、と改めて実感
 - ”こうしたらいいや”、ということがわかった時点でみんな満足してしまい、
   ”こうしたらいいや、と思っていたが、うまくいかない”理由を考えにいかないので、
   みんな当事者になったら同じ失敗を起こすんだろうなあ、と実感

・ 就職活動に関する説明
 就職課の紹介と、スケジュールやリソースの説明はもちろん、
 途中で2年生たちがDo's & Don'tsを演劇で示したり、
 ”まわりからXXの経験がある人、XXをしたい人探せ”といったイベントが入ったりと、
 手が込んだ内容でした。
 とにもかくにも人脈形成が大事と、言い切っていたことが印象的。

・ 卒業生のスピーチ
 卒業後大手銀行に30年勤め、多種多彩な職種を経てCOOからマーケティング担当幹部
 に上り詰めた女性のスピーチでした。やはり女子学生から数多くの質問が出たのですが、
 下記3点の回答が印象的でした。
 - 女性のメンター(コーチ役の人)は全く作ってこなかった
 - 確信を持って、できるだけ居心地の悪い方へと、自分の身を置くべき
   フィードバックを受けることが大事
 - MBAで得たものは3つ
   -- (ビジネスの)プロセスを訓練で学べたこと、
   -- 両立しない2つのプロセスに折り合いをつける、リーダーシップを学べたこと
   -- インターンでいくつかの未知の業界で、それらを実践できたこと

・ スポンサー企業による、ケーススタディ
 今回のオリエンテーションにスポンサーとして来ている3つの企業から1つを選び、
 即席でつくられたチームが、与えられた課題を80分で解き、
 プレゼンをして最優秀を選ぶ、というものでした。

 たまたま、自分の母親が数十年前に秘書をしたことのある、エネルギー業界の会社が
 スポンサーになっていたため、その会社を選んだところ、下記のような課題でした
 「あるエネルギーと、今後投資すべき、または、投資すべきでない、
  のどちらかが割り当てられるので、そのお題で2分のプレゼンをする」
 エネルギーは8種類(原子力、バイオエタノール、水素、天然ガス、
 エタノール以外のバイオ燃料、ディーゼル、太陽電池、風力)で、
 16チームにより争われました。
  
 我々のチームの課題は、「エタノール以外のバイオ燃料に投資すべきでない」。
 投資を完全に否定しきれるかどうか、および、Innovativeな解を導けるか、
 の2点に非常に苦労したものの、
 - 前者は、効率、政治・環境への影響、市場規模、自社の強み、の全てから30秒で否定し、
 - 後者は、短期・長期で、何にどう投資すべきか、を1分半かけて説明する
 方向でまとまり、3人の発表者がとてもがんばったので、いい線行った感触はありました。

 が、残念ながら優勝は、”天然ガスに投資すべき”のチーム。
 審査員は、発表内容の要素がきちんとそろっていた事を理由としていましたが、
 実際には、よく通る声で、ゆっくり、迫力あるプレゼンをした、女性、の勝ち。
 どう発表するかが如何に大事か、ということを、身をもって実感しました。
 
・ お金と保険の話
 ちゃんと計画して出費を抑えまくれ、ということを何度も強調し、
 挙句の果てに、どうしたらお金が節約できるか、のブレストを全員でする羽目に。
 ここら辺は、大学のカルチャーが色濃く出ている気がします。

・ 中庭で家族同伴のパーティ
 タコス、ナチョス、BBQといったメキシコ料理に、メキシコバンドの演奏が、
 大学の中庭で行われながら、皆家族を交えて呑みました。
 終了30分以上前に、ビールもワインもなくなっていたのが印象的でした。
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by golden_bear | 2008-08-20 21:57 | 学校のイベント

オリエンテーション2日目: イノベーションとケース

本日はオリエンテーション週の2日目。
昨日同様朝食をつまんだ後、早速盛りだくさんの内容が始まりました。

・ 大学の基礎知識
 全部で10キャンパスある州立大学それぞれの特徴や、
 私のいる学部の組織や成り立ちの説明を受けました。
 私のいるキャンパスからはノーベル賞受賞者が20人、
 うち1人が私の学部から出ているそうです。

・ The Ten Facts of Innovation 著者スピーチ
 邦題”イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材”の著者、
 Tom Kelley氏が、ユーモアたっぷりに本の内容をスピーチしました。
 10の人材の中で、我々学生にもっとも重要なのが、最初の3つ
 (Anthropologist, Experimenter, Cross pollinator)
 で、これらにより、知が蓄積されることがまず必要。
 中でも1番目の人類学者が重要で、
 人の行動の不自由さや何故かを解決することがInnovationに
 結びつくそうです。

・ Team Work Building
 Study Groupのメンバー対抗で、
 ”砂漠で生き残るために必要な15のアイテムに優先順位をつける”
 というゲームをやりました。我々のグループは、
 - チームスコアの得点が、12チーム中3位
 - 各個人作業の平均スコアに対する伸びしろが12チーム中2位
 とかなりの好成績。これは、
 - 全員の意見を先に集めて、意見のギャップが大きいところを特定
 - 15ではなく高、中、低の3段階でグルーピング
 - 意見のギャップが大きく3段階にできないところを集中し、対立軸に沿って議論
 という議論の構成ががうまくいったと結論付けました。

・ Case Study Introduction
 音響技術で超有名な某企業が、2002~3年に、メディア業界向けに
 どう新商品を売っていくか、マーケティングのケースを体験しました。
 議論を実際にやってみての感想は、
 - 30分の議論に対し、そもそも課題の問題数が多い
 - 一度意見が対立してしまうと、収集がつかない
 - 結局直感が結構あたる
 これはチームとしては今後も鍛錬が必要そうです。
 また、この作業を通じて、改めて、前職の業務に飽和感を抱いていたこと、
 および、今後新たな職種の仕事に対する飢餓感を実感しました。
 
・ CEO講演会
 その後、なんと直前でCaseの題材にあげられた企業のCEO本人による、
 講演会が開かれました。1時間の予定で、
 - ケース内容に関する講演
 - 会社に関する講演
 - 本人の生き様に関する講演
 を話していただける予定でしたが、ケース内容の講演で質問を集めたところ、
 1つ1つの質問にとても丁寧に答えていただいたこともあり、
 まさに実際に判断を下した人による、生きた題材の臨場感が出てきて
 そのまま延々と質疑応答が続いて1時間が終わってしまいました。

 いくつかの学びを下記に。

 「最初は100%技術ドリブンでやってきたが、
  今は顧客の声を聞くことを第一に考えるため、
  結果50%マーケットドリブンとなっている」
 「短期の収益で考えたことは一度もない。これは、うちの会社が目的を、
  人々の生活・行動様式を変えることに置いているためであり、
  それには5年から10年かかる。
  (こういう考え方をすると、もっとも付き合いにくいのは携帯電話業界)」
 「(ケースの商品で)一番難しかったのは、どうやって顧客に
  新商品の違いを理解してもらうか。
  実際に音の違いを体験してもらうために、行脚して回った」
 「まず音楽&アナログ&技術で創業。70年代に音楽から映像へ、
  80年代にアナログからデジタルへ、技術からマーケティングへと変化し、
  90年代後半には、家庭用エンターテイメントやDVDに注力してきた。
  今後はさらに、ダウンロード文化や3Dの復権に対応していくことを考えている」
 「コンプライアンスをどう保つか、が一番の経営課題。
  何通りものライセンシングの仕方を取って、模造品や技術流出を防ぐ努力をしている」
 「会社に入って20年間はあまり急速な成長を遂げていないが、
  ここ5年の成長が激しい。こういう中では、古い文化をどう継承するかが
  大きな課題になっている。」
 「プロフェッショナルになろうと考えたのではなく、
  共同体の一員としてどう生活を豊かにするか考えて生きてきた。
  皆様も仕事と生活のバランスをとることは念頭においてほしい」
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by golden_bear | 2008-08-19 23:26 | 学校のイベント

入学式 - Confident without Attitude 

本日はオリエンテーション週の第1日目、初めて同級生が一同にそろう日です。
この日だけは服装もビジネスカジュアルを指定された上、
お偉いさんがたくさんスピーチをしたので、入学式をかねていたのだと思います。

以下、イベントの感想を順に掲載します。
・ 朝食&エントリー: 
こんな感じの広場で、資料や名札、Tシャツその他スポンサーからのお土産(後述)をもらい、
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こんな感じで朝食をつまみました。
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・ オリエンテーション全体の説明: 
印象に残ったのは、真っ先にGreen Orientationを強調していたこと
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見えにくいかもしれませんが、例えば
 - 水筒を配るので、水を自分で補給すること
 - 紙を配る代わりに、必要な資料はほぼUSBメモリに入れておいて渡す
などのことで、環境に貢献しようとしていたことです。
こういって、4社ほど名前の出ていたスポンサー企業(含、環境に悪そうな所)から、
CSR費でお金&物品を調達したのであれば、アメリカらしいと感心するところです。

・ 新学部長の挨拶: 
某投資銀行で人材教育のリーダーをしていた経験がある、新学部長から、
”Network,Place,Cultureを最大限に生かせ”
と、力強い挨拶を頂きました。

この中で一番驚いたのは、”Confident without attitude”
という文化があるそうで、”俺が俺が”とでしゃばらずに奥ゆかしく振る舞い、
なおかつ内面では自信を持って行動するのがうちの学生だそうです。
自分の中のアメリカ人像からは信じられないのですが、
ともかく日本人には居心地よさそうです。

また、数年前に大学から独立した予算で教授をとってこれるようになり、
今年度教授を新たに11人も引っ張ってきた、と聞くと、
大学自体のレベル向上を素直に期待する半面、
だから授業料が高いのだな、とも考えてしまいました。

・ 学部のモットー"Leading Through Innovation"の説明:
Bay Areaの環境の中で、SmartでCollaborativeでOpen-minded
かつ、”Confident without attitude”な学生を育てることが、
Innovationが生まれるDNAを育むことになる、という思想のようです。
具体的にこれを実現するために、大学が提供する、
地場企業との協力プログラムの紹介が続きました

・ Cohort, Study Groupに分かれての自己紹介
Cohortとは学級のことで、1学年240人が60人ずつ、4つのCohortにわかれます。
その中でさらに、5人ずつのStudy Groupに分かれて、
以後この運命共同体を核として授業や学生生活が進みます。
私の場合、多彩な経歴を持ち、(私以外)会話と議論が非常に速い
切れるメンバーが揃ったので、とても恵まれた環境と思っています。

・ 大学の歴史、講演:
 歴史学の教授が1868年に始まる大学の歴史について語りました。
州立大学としての成り立ちや、学生運動の様子の中身の面白さもさることながら、
常にジョークを交える飽きさせないスタイルに驚きました。

・ Bob Haas氏講演:
 Levisの創業者と縁のある学部らしく、その一族で現在の経営者にあたる人
からの話を頂きました。社会的に責任のあるリーダーを目指すために、
必要な能力を身につけてほしいと強調していました。

・ 大学のバンド演奏
 
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 突然講堂にブラスバンドが乱入し、演奏して去っていきました。

・ Alumni/usの歓迎パーティ、
 夕方5時に、高台の大部屋に会場が移り、Alumni/us主催のパーティに参加しました。

ネット企業/小売業に関連するベンチャー企業を立ち上げた女性社長が、
如何に大学で”こいつ面白いな”と思っていた友人たちのネットワークが、
今の自分の仕事に直接生きているか、とスピーチ。
企業家独特の迫力や、したたかさにあふれてました。

その後Admittionの人から、今年の入学生がどんな人々なのか、
統計数字(例:女性がXX割、2ヶ国語以上しゃべる人がXX割など)および、
匿名での過去の業績(例:海軍でスマトラの救援にいった、など)を話してもらい、
よくまあこれだけの人が集まったなと改めて感激しました。

会場からの景色の写真を掲載します。
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by golden_bear | 2008-08-18 22:10 | 学校のイベント

Golf Tournamentへの挑戦

本日は、生まれて初めてゴルフのコースにでました。
クラブを買ったのも10日前、その後打ちっぱなしを2回やったのみでしたが、
大学側でイベントを用意してくれたので、無理やり参加してみました。

会場は、オークランド空港のすぐ脇にあり、潮風は強い上にセスナがびゅんびゅん飛ぶ、
そんな中で、何故か天然芝からの打ちっぱなしができる環境が整っている、
という、日本ではなかなかなさそうな場所でした。

18ホールに4人1組で散らばり、全員同時にそのホールから18ホールを順に進む、
ショットガン方式、という形でスタートしました。
私のチームの4人はたまたま全員ほぼ初心者だったため、
全員で1打打って、一番良くとんだ人のところから、また全員で2打目を打つ、
といったやり方で、ほかのチームに追いつかれないようにしました。
結局11ホール回ったところで時間切れ。私は5打に1回くらいはチームに貢献できたのと、
まぐれで10mくらいのパットを決めてバーディ(!)をとったことが精一杯でした。

参加者の半数は初心者だったようですが、一方で
昨日のRopes Courceで知り合った友人が、ハンデゼロだったり、
さらに同級生には全米女子オープンに出場資格のあった人もいるらしい。
この恵まれた環境で、何とかゴルフを人並みにできるようになりたいものです。
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by golden_bear | 2008-08-17 21:00 | 学校のイベント

Ropes Course

昨日、8月4日から続いたサマーワークショップ
(入学前に、数学・財務・経理、および、コミュニケーションの底上げを図る授業)
が無事終わり、本日はRopes Courseというイベントに参加してきました。

朝6時45分に妻に大学まで送ってもらい、80名ほどの参加者が2台のバスで
1時間半ほど離れた森の中に移動しました。
1チーム10人、計8チームに分かれて、いくつかのアスレチック・ゲームを体験して
仲良くなりながら、チームワーク・コミュニケーション・リーダーシップを学ぶ、
というイベントでした。

私のチームが体験したゲームの一覧を紹介します

・ フルーツバスケット(80人で実施): 全員で輪になり、中心にいる鬼がお題
(”アフリカに行ったことのある人”、”昨日の授業で寝た人”、など)を言って、
該当者が飛び出て、空いた空間に入る

・ 輪くぐり(80人で実施): 全員で輪になって手をつなぎ、
5箇所に大きさの異なるフラフープを入れる。
手をつないだまますべてのフラフープを一周させる

・ お手玉パス: 10人で輪になり、隣じゃない&まだ呼ばれていない誰かに、
相手の名を言いながらぬいぐるみをパスする。
1週したら、同じ順に高速にパスする&ぬいぐるみを増やす
・ ジェスチャー&他己紹介: 隣の人にジェスチャーで自己紹介し、その人が他己紹介する

・ 竹ざおの着地: 10人の人差し指の甲の上に1本の竹ざおを置き、
お互いにしゃべることなく、全員の息を合わせながら地面まで持っていく

・ メインの木登り&ロープゲーム
 - 木登り&ジャンプして鐘をならす
 - 2人で木登り&空中の板を飛び乗って渡る(写真参照)
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このような木とつり橋に対して、
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このように、下ではロッククライミングのロープの要領で支えながら、
2人でわたっていきます

・ 綱渡り: 木の間にはりめぐられたワイヤーの上を、
全員で協力しながら渡って目的地に到達

・ ターザン: 離れたところにある、釣り下がったロープを協力してつかんで、
1人1人向こう岸にターザンの要領で渡る

・ 空とぶじゅうたん: 空中のネットに全員で協力しながら人を運ぶ(写真参照)
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・ くもの巣をくぐる: くもの巣状に張られた網の、全員違う穴を網に触れずにくぐる

実はこの中では竹ざおのゲームが一番難しかったです。
竹ざおの左右方向のブレをなくすため誰かの指が傾くと、上向きの力が発生し、
竹ざおがどんどん上に逃げていく、というジレンマを、
会話することなく目配せのみで解決しなければなりませんでした。
失敗したまま昼食を迎えて、昼食後に再度挑戦。
これがうまくいった後は非常にチームワークが良くなっていきました。

このように、10名のメンバー全員が仲良くなったことはもちろん、
身の危険にさらされたときには本気で英語を学ぶことに気づき、
また、留学前の仕事でこのようなトレーニングを仕掛ける側にいて、
知識として知っていたにもかかわらず、
大自然の中で、改めてチームによる問題解決の難しさ・楽しさを
実感として学ぶことができました。
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by golden_bear | 2008-08-16 22:45 | 学校のイベント

ブログ開設

今年8月から留学をはじめたことを契機に、ブログを書きはじめることになりました。

書き始める動機は、
今まで倫理的にあまりネット上に記録を残すべきではない、と思いながら仕事をしていた反動、
また、留学が終わると、再度そういう仕事を持つ可能性が高いことから、
2年間限定で、残したい内容を備忘録に残せるだけ残そうと思ったことです。

なので、まずは、見たこと起こったことで、面白いと思ったことを中心に、
そのまま残すスタイルで、非定期にはじめてみたいと思います。
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by golden_bear | 2008-08-15 14:17 | 全般


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