A Golden Bearの足跡


UC Berkeley Haas School (MBA) における、2年間の学生生活の記録です。
by golden_bear
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カテゴリ:旅行( 23 )

加州卒業旅行(6:最終回) LA西側のPacific Coast Highwayドライブ

ディズニーランドまで見たことで、あとはBerkeleyに帰るのみ。ここでは、ロサンゼルスから西にPCH(Pacific Coast Highway)と呼ばれる州道1号線を、国道101号線との分岐点にある街、サン・ルイス・オビスポまでに立ち寄った街や施設について、記録に残しておきます。
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6月7日(月)
○ Getty Villa(地図B)
宿泊させていただいた友人宅を出発し、まず「時間があれば寄ってみたら」と勧められた、Getty Villaと呼ばれる美術館に行ってみる。これは、冬の西海岸ドライブ(2/5) Los Angels観光の記事の時に訪れた、Getty Centerという巨大な美術館の別館に相当します。こちらは、場所が小さいこともあるのか、入場するには予め公式ホームページから会員登録をして、事前予約をしなければなりません。このとき、見学自体は無料で嬉しいのですが、駐車場代が$15かかることに後から気づかされるので、ちょっと損した気分になります。

我々は、開店時間の10amに予約をした後、友人に薦められたとおり、渓谷の美しい道、Topanga Canyon Blvd(地図B)を南下し、PCHと呼ばれる州道1号線に到着。
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左折しLA側に戻ろうとするとすぐ、Getty Villaが見えてきます。入り口がわからずしばらくさまよった挙句、単純にPCHをロスからサンタバーバラに向かう道沿いに入り口があることをようやく発見し、25分遅れで無事に入りました。
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中は、本当にGetty Centerの縮小版という感じで、こちらは館と庭園が綺麗な分、絵画がほとんど無く、彫刻中心の展示となっていました。Getty Centerと比べて小さく、急いでいたこともあって、何が見所かもわからずとりあえず20分くらいで一周して次の目的地に行きました。各種説明ツアーが無料で開かれているので、時間がある方は飛び入りでも参加されると良いのかもしれません。
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○ Camarillo Premium Outlet(地図D)
日本帰国前に、買い忘れたものがあったので、道中のアウトレットモールに寄ってみます。珍しく、ゴルフ専門店のアウトレットなどもそろっていて、充実しています。
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驚いたのは、Giorgio Armaniのアウトレットがあったこと。中を見ると、最低5割引は当たり前、なんと8割引から9割引(!)のコーナーもあります。
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さすがに9割引になるような服は、アルマーニといえどもかなりデザインがしょぼく、誰も買わないような感じでしたが、それにしても定価が20-30万円のものは9割引でも2-3万円だし、8割引だと4-6万円。アウトレットはもちろん、RossやらMarshallsやらの在庫処分専門の店でも、数千円で一流ブランドの服が買えてお釣りが来てしまうここアメリカ。ましてやビバリーヒルズの方たちなど一部の方を除けば、誰もファッションに気を使わない西海岸で、欧州の高級ブランドを売るのは大変なのだなあ、と改めて実感しました。

○ Santa Barbara(地図E)
ここが本日のメイン目的地。小さな高級港町のイメージがある、サンタバーバラの街です。

- ランチ
まずは、一目散にランチに、とても評判の高いFresco Cafeへ。月曜日の昼だというのに、このFresco Cafeのあるショッピングモールは車で一杯だ、と思っていたら、どうやら車を停めている人のほとんどがこのカフェを目的にしていた模様。ほかのお店が可愛そうになってくるくらい、大繁盛していました。
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こんな状況なので、アメリカの店にしては珍しく、早い、旨い、安いの3拍子がそろっていました。ピザやサンドイッチ、スープの味そのものも1つ1つ素晴らしいのですが、店員さんの対応の速さや料理が出てくるまでの時間に、最も感動したカフェでした。
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- ワイナリーめぐり
次に、サンタバーバラと言えば、ワインのラベルにも良く見る地名なので、いくつかワイナリーに寄る事を試みます。と思ったら、月曜日は殆どのワイナリーが休館日で、必然的に3つくらいしか寄ることができなかったのですが。

まず最初に、Carrというワイナリーに寄ると、女性1人で店を仕切る中に、近所のおばちゃんが数名井戸端会議をしている感じ。店員さんにとっては井戸端会議のほうが大事なのか、我々は$10払ってテイスティングしたものの、あまり相手にされず感じ悪し。しかも、1つ1つのワインが、個性が強すぎる味。もちろんほかのワインとは違う、という自己主張が強いのは悪いことではないのでしょうが、個人的には癖が強すぎて飲みたいと思わない味でした。
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次に、サンタバーバラワインの代名詞、Santa Barbara Wineryへ。ここは歴史が古く最大手ということで、対応もしっかりしていましたし、$5で6杯テイスティングできる上にグラスを持って帰ってよい、という大盤振る舞い。白ワイン、特にシャルドネが、美味しかったです。
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最後にすぐその目の前にある、Oreana Wineryにも、立ち寄って見ます。既に相当飲んでいたので、ここではテイスティングはせず見るだけでした。スーパーでよく見る、ニコチャンマークのワイナリーは、ここで作られていたことがわかりました。
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- State Streetと群庁舎
アメリカにはおしゃれな通りが一杯あるのですが、サンタバーバラの海岸から内陸に向かう中心街、State Streetは、とても雰囲気のある素晴らしい道。どこの町にもあるデパートや銀行、チェーン店のファーストフードまでもが、まるでヨーロッパの港町にでも来たかのように、古い独特の建物でいつもと違う外観で出迎えてくれます。
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このState Streetを上りきったところにある群庁舎の時計塔の頂上から、町全体を見下ろせます。景色と空気の良さが、とても気持ち良い空間でした。
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- 大聖堂
さらに、サンタバーバラに初めて宣教師の方が来た頃からある、大聖堂にも行ってみます。古い建物の目の前の芝生にバラ園、そして、丘の上からの海岸線の眺め、という、まさに絵になる景色でした。
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- 海岸
最後にState Streetを逆戻りして、海岸線を少し走ります。このビーチもとても綺麗で、高級リゾートという感じでした。実際、サンタバーバラは何もかも物価が高く、ガソリンも他地域に比べて15%増、ホテルもニューヨークのマンハッタン並みに高かったので、ここでの宿泊を諦めた位です。
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○ UC Santa Barbara
サンタバーバラの中心地から、車で5マイルほど西に行ったところにある、UCSBのキャンパス。カリフォルニアに全部で10個あるUCのキャンパスにも、これでUC Berkeley, UC Davis, UC San Francisco, UCLA, UC Riversideに続き、6つ目の訪問になります。この大学は、青色発光ダイオードを発明した中村修二さんが教鞭を取られている他、Community Collegeという2年制大学が近くにあり、日本人留学生も多い地域なのだそうです。

昨年からここでポスドクをしている友人に、2年ぶりに再開し、キャンパスを案内してもらいました。海岸のすぐ目の前にあり、自然保護区の中にあるキャンパスだそうで、まさに南国の自然に囲まれた、幸せな環境です。1944年に、教育大学(日本でいう学芸大学)がUCに編入されてできた、とのことで、教育全般や、理論物理学、西海岸のIT企業と共同して作ったコンピューターサイエンスの研究所、そして自然を生かした環境工学などが、有名な大学なのだそうです。それにしても、日本が太平洋戦争で悲惨なことになっている1944年に、海の向こうではこんなに幸せな大学が設立されていたなど、当時のアメリカの強さを改めて考えさせられました。
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この大学のすぐそばにあるカフェ、Beach side cafeで、サンタバーバラ名物のシーフードを堪能します。スープ、サラダにパエリアと、地中海料理風の味もさることながら、夕日が海岸に沈んでいく景色が最高のレストラン。初めてお会いした奥様と4人で、お互いの研究分野について熱く語りながらのディナーでした。
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○ Pismo Beach(地図F)
夕食後、地元の人には愛されているらしいPismo Beachという海岸までドライブし、宿泊。旅行最後の夜、ということで、奮発してPismo Lighthouse Suitesという3つ星ホテルの、一番高い部屋を予約(それでもサンタバーバラの一番安い宿より安いのですが)。どんな部屋かと思ったら、ベランダから海岸線が見下ろせる最高の立地、かつ、ベッドルームとバスルームがそれぞれ2つずつあるスイート仕様。しかし、内装はモーテルに毛が生えたくらい程度のものでした。

翌朝、起きたばかりは、どんより曇っていました。これを見て、我々は夜到着で朝出発かつ2人なので、こんなに広々とした景色の良いホテルにしなくても、もっと内装のしっかりしたホテルを選ぶべきだったか、と反省。
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チェックアウトして海岸に出てみます。あまり人は多くないですが、サーフィンをする人、釣りをする人、それぞれ素晴らしいビーチを楽しんでいるようです。
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ここの海岸で有名なSprash Cafeにてブランチを。ここでもパンの中に入ったクラムチャウダーが名物とのことで、3日連続でクラムチャウダーになってしまったのですが、パンはいらないので普通のボウルに入ったものを頼むことに。さすがに専門店かつ名物、と言うことで、3日間に食べた中では、ここのクラムチャウダーが一番美味しかった。値段が安いのもGoodでした。
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○ Sycamore Mineral Springs(地図G)
その後、今回の旅で最後の観光地、シカモア温泉へ。ここは前日の夜に、全く何も予定を立てていなかった最終日に何しようかと考えながら、サン・ルイス・オビスポのワイナリー以外の名物を調べていて、偶然発見したのです。LAの友人から、"Big Surのあたりに良い温泉がある"、と聞いていたその温泉とは別のものですが、この州道1号線の海岸沿いには、実は温泉が一杯出るのかもしれません。
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平日は予約なしでも1人$12.50、休日は要予約で1人$17.50で1時間入れるこの温泉。山の中に20個のブースのようになっている、貸切の家族風呂のスタイル。安全上、1人では入れず、必ず2人以上で入る必要があります。ここはアメリカには珍しく水着を着用しなくてもそのまま日本の温泉のように入ることができます。韓国語での説明が併記されているので、韓国人の方が経営しているのかもしれません。
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湯温度は38度程度とちょっとぬるめですが、森林のなかでそよ風に当たりながら30分ほど漬かっていられるので、とても心地よいです。いまさらながら、米国でこんな風呂に入る幸せを味わい、1週間の疲れを吹き飛ばして、一気にBerkeleyまで帰還しました。
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最後の卒業旅行を無事終えて、感想を下記に。

まず、ブログ内であまり詳細は触れませんでしたが、このカリフォルニアで今頑張っている友人たちの近況に、多大なる刺激を受けたことは、言うまでもありません。貴重な時間を割いていただいて、ガイドや食事、アドバイスや議論をさせて頂いた友人たち、そしてそれに付き合ってくれた私の妻と友人の奥様方にも、この場を借りて本当に感謝します。

次に、テクノロジーの進歩が旅行スタイルに与えた影響について、箇条書きに
- 旅行中毎日デジタル一眼レフが至る所に見られて、これがブログや写真サービスはもちろん、Facebook等のSNSの発展に大きな影響を与えているのだろう、と実感。
- IphoneやGoogle Map, Yelp(日本なら食べログが一番近いが、レストラン以外にもゴルフ場や観光地など、何でも評価とTips(コツ)が載っている)があるこの時代は、予想通り事前に周到な計画をしなくても、行き当たりばったりで柔軟な計画を立てたほうが、いろいろな予期せぬ発見があって面白い。モバイル・インターネットという言葉が叫ばれて久しいが、一番のメリットはやはり旅行中や移動中の人間行動を変えることにあるのでしょう。
- 一方、最近流行の位置情報アプリなども各種入れて試してみたのですが、自分が発信する情報以上にメリットが感じられない現時点では、あまり利用機会も無く、今後どれだけ発展するのかは現時点ではまだわからない、という印象。
- また、Yelpなど「大衆の知」を利用したフィルターがあっても、やはり信頼できる地元の友人からの推薦は、無味乾燥な機械による推薦より、格段に良いことにも気づきました。もちろん、今回のDisneylandのような極端な例を除けば、その友人も元々ネット等の調査をしているケースも多いと思いますが、最終的に「自分に対して友人からフィルターが入る」、ということには、インターネットや機械だけでは絶対に達成できない、人同士の信頼関係のような要素がプラスされるのだろうな、という印象を持ちました。

最後に、とにかく自然・人工にかかわらず、カリフォルニア州のもつ膨大な資産の凄さに圧倒されました。こうして、カリフォルニア州が自分の何番目かの故郷と感じられるようになったことはとても嬉しいことです。今からここカリフォルニアを離れて社会復帰をするにあたり、気力体力ともに充実した状態で望む、良い準備を整えることができたと思います。
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by golden_bear | 2010-06-08 23:00 | 旅行

加州卒業旅行(5) 玄人が極めたDisneyland

6月6日(日)
この日は1日中ディズニーランドでした。友人がたまたまDisneyに勤めていたため、彼に同行してもらうことで、なんと当日の入場料(1人$100位する)が無料になりました!。というわけで、1日の予定は彼にお任せしたところ、朝9時集合で、終了時間の夜24時まで居ようということに。どんな激しい15時間になるのか、期待と不安が入り乱れます。

朝9時集合なら余裕だろう、と思っていたのですが、ここに1つ落とし穴がありました。朝チェックアウトするときに、普通に車も駐車場から出して、Disneylandの駐車場へ移動しようとしましたが、これは大きな間違いでした。日本と違い、Disneylandのそばには駐車場が全然足りないらしく、案内板の表示すらない。そして、どうにか探し当てて入ろうとすると、1回$14取られた上に、長蛇の列で30分以上かかり、さらにトラムで20分の移動。
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結局、Hiltonからシャトルバスなら3分、徒歩でも10分くらいで着くはずのDisneylandへの移動に、車だとなんと1時間かかってしまいました。9:00集合予定が9:50到着になってしまいました。

そもそもこうなったのは、ホテルで「チェックアウトしたときに駐車場で券を見せて出て」、と言われたため、てっきりDisneylandの駐車場に停めなければならないのか、と思ってしまったからです。しかし、どう見てもDisneylandの駐車場だけでは来場客分全部は間に合わなさそうだし、料金もHiltonの駐車場は1泊$15と、Disneylandに停めたのと変わらないのです。次から車でいらっしゃる方は、是非ホテルの駐車場に停めてシャトルバスで移動することをお勧めします。
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「50分も無駄にして」という感じであせってスタートしましたが、門に入るなりすぐにスペースマウンテンのFastPass(注1)を取りにいきます。取るや否や、一番最新のアトラクション「ファインディング・ニモ」に並びます。以下、午前中に見たアトラクションの寸評です。

○ ファインディング・ニモ: 潜水艦に乗って窓から移動する水中景色を眺める。最初は実物の模型と水流だが、途中からCGを駆使したニモの世界へ。ストーリー、演出とも、いかにもディズニーのアトラクション、という感じだが、実はニモはPixerだった、と後で気づく。
○ ローラーコースター: 名前を失念。ニモのすぐ隣にある古いローラーコースターで、スピードや落差よりもいつ壊れるかの方が怖い、ということで、花やしきを彷彿とさせた。実際、一緒に乗ってるアメリカ人が巨大な上、狭くてぶつかりそうで、怖かった。
○ イッツ・ア・スモール・ワールド: 東京より建物が小さく、外から船に乗るなど、多少の違いあり。最新のディズニーキャラクターを反映させた人形に入れ替えてある分豪華に見える。
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○ シンデレラ城: 城自体が東京と比べ物にならないほど小さいため、中を見るのも並ばずすぐに終われます。細かい時間つぶしに使える通路。
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○ スペース・マウンテン: これは日本のものより全然かっこいい。光の近さと音響が日本より全然すごいので、未だに人気No.1アトラクションであることもうなづけます。

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ここで昼12時。別件の用事があった友人から効率のよい回り方を伝授していただいた上で一旦別れ、Disneylandを出て反対側にあるDisneyland California Adventureというテーマパークに入ります。Californiaという名がつく通り、すべてのアトラクションがカリフォルニアにちなんだものになっていて、もちろん日本では見たこと聞いたことのないものばかりです。ちょうどカリフォルニア縦断卒業旅行をしている我々には感慨深いアトラクションばかりでした。以下、6pmまで見た順に順に記載します。

○ Soarin' Over CaliforniaのFastPassを獲得。
○ 昼食:Pacific Wharf Cafeという、丸いフランスパンをくりぬいた中に、サラダやクラムチャウダーを詰め込んだ美味しい料理を出すお店。もともとサンフランシスコで発明された料理だそうですが、我々は今までこれを食したことが無かったので、ちょうど良い機会でした。
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○ It's Tough to be a bug: 3Dメガネをかけた映画。とはいえ、さすがディズニー。3D映像のみならず、映画館内の仕掛けが大変凝っていて、いすから天井から色々ないたずらをされてしまいます。妻はこれが一番気に入った模様。
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○ Grizzly River RunのFastPassを獲得
○ Tower of Terror: 大きな目立つ仕掛けの割りに、待たずに入れます。ハリウッドのビルがお化けに占領された、ということで、お化け屋敷のつもりで入ると、、、大変な目に遭いました。落下恐怖症の人は行くべきではありません。
○ Soarin' Over California: このアトラクションは素晴らしい。飛行機に乗った感じで吊り上げられながら、目の前のプラネタリウムのような球形大スクリーンに、カリフォルニアの名所が次々と映し出されます。風とクレーンの振動は予想できたのですが、なんと匂いまで映像にシンクロしています。サンフランシスコから始まり、いつも行っているナパのブドウ畑や、つい今週見たヨセミテ、LA、サンディエゴが順に映し出されると、とても感慨深いものでした。
○ Grizzly River Run: これは球形の船が回転しながらラフティング(川下り)をするもの。多少は濡れるんだろうなあ、と思っていたら、全く多少どころではなく、本当に天気予報の台風中継かドリフのコント(古)か、というくらい、やたらめったら水をかけられる。たまたま隣に乗ってた日本人が、「これ日本だったら絶対問題になるよー」と泣き叫んでいましたが、そこまで濡らして体感させるのが、米国流なのだと、昨日のシーワールドに続いて思ったのでした。
○ 観覧車: 本当は大きなジェットコースターCalifornia Screamin'に乗ってみたかったのですが、混んでたのとさっきTower of Terrorで相当懲りた妻が嫌がったので、代わりに観覧車に乗ることに。上から、2010年6月11日(金)オープンの新しいショー、"World of Color"のセットが一覧できました。
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○ ミュージカル「アラジン」: ハリウッドシアター内で、約1時間のアラジンのミュージカルが上映されました。遊園地内の1アトラクションとはいえ、レベル的には劇団四季のミュージカルと大差なく、これだけでも元を取れた気分になります。したがって、良い席を取るため、30分前から長蛇の列になっていました。
○ Pixer パレード: 2006年にDisneyがPixerを買収して、もう4年が経ちますが、このようにPixerブランドのキャラクターのパレードをDisneylandで見れるというのは、目に見えて判りやすい統合効果の一つでしょう。それにしても、ニモに始まり、Mr.Incredible,Bug's Life, Monsters Inc、そして、6月公開予定のToy Story 3と、Pixerのキャラクターは本当にキャラが立っていて、Disneyを相当救っている印象があります。
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夕方6時過ぎに再度友人と合流。California Adventureを抜け出し、
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Disneylandに戻り、
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まだまだアトラクションは続きます。

○ スプラッシュ・マウンテン: またまた濡れました。日本と違って船が1列、かつ、ここはアメリカ。当然のように両サイドからすごい水流で濡れる上、日本よりも中身のストーリーが凝っている気がしました。
○ くまのプーさん: 休憩を兼ねて初めて乗りましたが、日本に比べるとしょぼいそうです。こういう待たずに乗れるアトラクションを、ベンチで5分休憩代わりに使おうとするところが、エキスパートの回り方なのでしょう。
○ ホーンテッド・マンション: この外観は日本より綺麗な洋館という感じですが、中身は全く同じように見えます。
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○ カリブの海賊: これは、日本よりも長く、落ちる回数も多く、全然豪華でした。

その後、ビッグサンダーマウンテンとインディアナ・ジョーンズに乗ろうとするも、両方とも我々の直前に故障して乗れず。故障ってよく起こるものなんですねえ。

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軽くFish & Tipsを食べて、ここからが本日のメインイベント、花火とショーの時間です。花火は9:30pmより、Hondaの提供で行われます。シンデレラ城正面前のベストポイントに、8:45pm頃から陣取ります。陣取っている間に、少し夜のショッピングモールで買い物を。Disney社員が同伴している場合、すべて2割引で買うことができます。
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実際の花火は、予想外にすごくて驚きました。約30分の短い間とはいえ、多分500-1000発くらいは連続であがっていて、しかも音響やレーザー光線など他の要素との絡み、そしてストーリー性があるため、ショーとしては下手な日本の花火大会より豪華に見えます。ちなみに、これだけの数の花火を毎日打ち上げてたら、Hondaの宣伝費ってすごいものになるんじゃないか、と聞いたところ、Hondaは毎年定額のスポンサー料を払っているだけで、この花火自体はDisneyが費用持ち出しでやっているとのこと。いずれにしても、毎日すごい額のお金を入場者を楽しませるために使っているのだなあ、と感心しました。
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と思ったのもつかの間、最後の花火が終わった瞬間、友人がダッシュで次のイマジネーション・ショーの会場に向かいます。予め、「後ろ振り向かないから、はぐれないように。はぐれたら後で電話すること」、と指令が飛んでいたように、一目散に次の目的地に向かいます。途中で係員の人が「走ってはいけません。歩いて!」と叫んでいるのですが、彼は競歩のように走るより早く歩く。しかも、彼だけでなく、周りの数十名が同様にすごい勢いで突進していく様は、これこそがディズニーを支えるコアなファンなんだなあ、と感心しました。

無事、最高の席が確保でき、10:30pmからの最後のショーは、イマジネーション、と名づけられています。このショーは、基本的に噴水が作る水の壁に映し出された映像と、ステージの上のミッキーやその他のキャラクターの動きがリンクして、音と光で観客を魅了する、、、と思っていたら、それ以上のものが一杯出てきました。水の上を豪華客船やら海賊船やらは通過しながら派手なアクションを繰り広げるは、大きな竜が下から飛び出るわ、挙句の果てには湖一面が本物の火の海になって熱い。それでも、最後にはミッキー=正義が勝つ、完全懲悪の大団円で、観客は皆大興奮。このとき、11pmを周っていました。
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正直、Disneyのキャラクターや世界にそこまでファンだったわけではなかったので、少なくとも人生でこんなにDisneyに漬かったのはこれがはじめてです。しかし、一旦漬かってみると、ミッキーやドナルドはじめ、白雪姫、ピーターパン、ダンボ、プーさんなどなど、Disneyのキャラクターは純粋アメリカ製なのに、日本で生まれ育った自分に対しても如何に馴染みが深かったか思い知らされました。これはニモやトイストーリーで育つ未来の子供達にも同じことが言えると思います。そして、このブランドや世界観を果てしなく強めていく意気込みこそ、多角化経営を進める大企業Disneyが、コスト高で儲からないDisneylandを世界中で大事にしている理由と理解しました。こうして、今回エキスパートの友人に連れて行ってもらったことで、如何に今まで自分がディズニーを楽しんでいなかったかを反省し、そこにある奥深い思想と工夫を、色々考えさせられた1日訪問でした。

(注1) 予め人気アトラクションの建物前で登録しておくと、数時間後に優先入場できる券が発券される。これは、1回に1枚しか発券できないが、優先入場できる時間になると、それに乗った乗らないにかかわらず、次のFastpassを発券可能になります。なお、少なくとも米国では、Fastpassの入場可能時間は1時間(例、12時にFastpassを発券すると、2時から3時まで優先搭乗できる券がもらえた)、と記載がされているが、実際にはその1時間を過ぎても使うことができるようです。
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by golden_bear | 2010-06-06 21:13 | 旅行

加州卒業旅行(4) 素人が訪れたサンディエゴとSeaWorld

土曜日にはサンディエゴのSeaWorld、日曜日にはアナハイムのDisneyland、とカリフォルニアが誇る2つの遊園地を見て回ったので、対比して紹介します。

6月5日(土)
まずはSeaWorld。サンディエゴには、SeaWorldの他にも、San Diego Zooというサファリパークのように動物が放し飼いにされている動物園があり、人によってどちらが良いかは意見が分かれるようです。ただ、私自身は昨年ザンビアで生のサファリを見たこと、および、SeaWorldのシャチとアシカのショーがそれぞれ素晴らしい、という意見があったので、今回はSeaWorldの訪問を取りました。

ちょっと遅めに10時過ぎに着くと、もう駐車場は満杯でした。手に取った1枚紙の説明を見ると、シャチ、イルカ&鳥、アシカ&アザラシなどのショーや、ペンギンはじめ極地方の動物、ラッコ、サメなど様々な動物に餌付けができたり、プレゼンテーションが聞けたりします。そのタイムスケジュールが一日中びっしり詰まっていて、全部見るにはちょうど丸1日かかるようになっています。その中でも、我々が見たものを順に紹介します。

○ シャチショー
名物のシャチ・ショーは、30分前から並ばないと入れない、と言われたので、実際に並び、下から16段目までの「水かぶり席」のど真ん中をキープ。この待ち時間にクイズや前座のショーが繰り広げられていて、待つ人を全く飽きさせないところは、素晴らしい工夫と思いました。そして、ショー開始前に、「軍隊関係の人は立ってください。あなた方は、国を救う英雄です!」と言う紹介がなされると、10人に1人くらいの人が起立し、周りから声援と拍手を受けます。日本ではありえないですが、ここ軍港サンディエゴらしい演出だと思いました。

約25分間のショーは、さすがに名物だけあって、圧巻でした。巨大なシャチが時速30Kmで水槽内を動き回り、飛び回り、観客席に水を掛け捲ります。「水がかかったなどと文句は言わないでください」とあらかじめ説明があったとはいえ、シャチの大きな腕や体が渾身の勢いで観客席に水を浴びせまくるので、びしゃびしゃで大変。我々が陣取った中央正面12列目くらいが一番かかるのか、と思いきや、大きなのは1発しかなく、実は両サイド45°位のところが何十回も強烈な水しぶきを浴びていました。よく考えれば、入った瞬間から何故かその場所は混んでいたので、人気のスポットなのだと思います。
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○ エイへの餌付け
決まった時間に場所に行くと、1回$6で誰でもえさを与えることができます。
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○ イルカへの餌付け
こちらのイルカは、ショーに出る1時間前に、待機場所にて餌付けができるようです。
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○ ラッコの説明
決まった時間に場所に行くと、様々な動物の生態や特徴など、自由な質疑応答を含めて1回30分程度でプレゼンしてもらえます。
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○ ペンギンの説明
そして、驚いたのがペンギン館。外は体感温度で35℃くらいある猛暑の中、この建物の中には氷が敷き詰められていて、暗い南極の中に各種ペンギンがびっしり。見学する我々の方でさえ体感温度5℃くらいで震えるほど寒いので、中でえさをあげたりする係員は全員エスキモーの姿です。ここでは、教授のような詳しそうな方が、30分みっちりペンギンの生態をプレゼンしていました。
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○ 極地方の館
ここも目玉のテーマパーク。約10分くらいの3D振動映画(見なくても良い)を見た後、現れたのはまたもや流氷の世界(しかも屋外)。ここでは、白いジュゴンや白熊など、極地法の珍しい動物を見ることができました。
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○ アシカ&アザラシショー
ここは友人が「シャチより面白かった」と言っていたショー。シャチ以外は10分前に行けば席がある、と言われていたのですが、実際にはシャチより混んでて、危うく席がなくなるところでした。

最初の前座から、テレビのものまねショーが延々と続いていて、観客が大いに沸いています。すると、そのテレビのものまねのまま、ものまねをする役者がアシカやアザラシ、小さなオットセイに次々に変わっていきます。あるアシカは人間と全く同じ動きでダンスをしたと思えば、別のアシカは歌を歌うなど。背景の2階建てのセットはコントのように最大限に利用されたかと思えば、手前のプールで伝統的なボールを運びながらの棒高跳びなども見られます。この笑いの取り方などは、まさにラスベガスで見たようなアメリカのショーそのものをあらわしているようで、大変面白かったです。また、これらすべて手話であわせて解説しているところは、シーワールドのサービスらしいと思いました。
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○ イルカ&小鳥のショー
これは、残念ながら見れなかったショー。入り口で、"イルカショーは人数限定"と書かれてあって、プログラムにも各回の下にブルー、レッド、グリーンと書かれていたのですが、何のことかわからず無視していたら、実はその色のバンドをあらかじめ持った人のみ入場可能、という事でした。私は取り忘れていた上、次の回まで相当時間が空いてしまったため、今回このショーはあきらめることに。

10:30amから3:30pmの5時間ほどの滞在で、多分半分くらいは見て周れたと思います。個人的にはこれでも結構楽しめたので、次にサンディエゴのダウンタウンに向かいます。

Mondo Gelato
一年中温和な気候の西海岸では、Frozen Yogurtという、半分凍ったヨーグルトがソフトクリームのような機械から出てきて、何種類かのヨーグルトに何十種類のトッピングをして、どんな組み合わせでも重さあたりいくら、という量り売りをしているお店が大流行しています。もちろんBerkeleyにも、YogurtlandはじめYogurt Park, Yogurt Harmonyといったどれがどう違うのか判らないヨーグルトやさんだらけなのですが、妻によるとその発祥は南カリフォルニアだそう。暑いサンディエゴのは旨いに違いない、ということで、Frozen Yogurt屋さんを探して見ると、代わりに出てきたのがこのジェラートのお店。

いろんなコンテストで金賞に輝いたとのことで、甘すぎず素材の味が生きている、とても美味しいジェラートでした。すぐそばにサンディエゴ・パドレスの野球場があるため、野球観戦前後にちょうど良いと思いました。

435 10th Ave, (between J St & Island Ave)
San Diego, CA 92101
(619) 955-6300
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○ Fashion Valley Mall
ちょっと時間が余ったので、サンディエゴ中心部にあるGaslamp Quarterという、きれいな町並みをぐるぐるドライブ。(本当は車を停めて歩きたかったが、駐車場が高い&空いてなくて断念)。そのまま空母が停泊している海岸線を少し北に行き、Sea Worldに戻る前に右に曲がると、Fashion Valley Mallという超巨大なショッピングセンターが見えてきます。
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どれくらい巨大かというと、ここにはBloomingdale's, JCPenney, Macy's, Neiman Marcus, Nordstrom, Saks Fifth Avenueといった有名デパートが、1つのモール内にすべてあります。日本で考えると、高島屋、伊勢丹、三越、大丸、松坂屋、その他各電鉄系百貨店が全部1箇所に入ったイメージで、アウトレットではない正規品を安売りしています。もちろん、アップルストアはじめ200を超える専門店も、アメリカや世界を代表するブランドばかり。これだけ並べば、ネットショッピング全盛で大不況の米国西海岸にもお客さんが集まっていて、採算は知りませんが、ある意味すごい販売戦略だ、と感心しました。
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しかし、これだけ店が揃っていても、レコード屋が見当たらない。数年前にTower Recordが倒産し、Virgin Megastoreも少なくとも米国では撤退したようで、米国で生のCDを手にとって眺めて視聴しながら買う、という行為ができる店には、ついに1度も行くことができませんでした。

Super Cocina

さて、夕ご飯ですが、メキシコ国境だから旨いに違いない、と勝手に考え、メキシコ料理を食べに行きました。しかし、美味しいメキシカンで検索して出てくるのは、サンディエゴの東側。いかにも治安が悪そうで、1件目に言った店など英語が全く通じず、回りの雰囲気も険悪だったので何も買わず帰ることに。2件目に寄ったこの店では、英語が通じたので、どうにか食べることはできました。

私は美味しいと思って全部食べたのですが、妻は雰囲気なのか料理なのかが会わなかったようでほとんど残したようです。特に危険な感じはしなかったうえ、とても安かった(それでも他のメキシコ人専門店よりは高い)ので、どうしてもメキシカンが食べたければ、お勧めと思いました。

3627 University Ave
(between 36th St & Cherokee Ave)
San Diego, CA 92104
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この後は、ディズニーランドのあるアナハイムに移動し、ディズニーリゾートすぐ近くのHilton(1泊1部屋$75位で、近隣のホテルでは一番安かった)に泊まりました。ディズニーランド編は、次回にて報告です。
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by golden_bear | 2010-06-05 22:24 | 旅行

加州卒業旅行(3)JPLとサンディエゴで日本人の技を堪能

ヨセミテ観光の後は、南カリフォルニアで頑張っている友人3人を、順に訪問することになりました。1人目は、1年半前に冬の西海岸ドライブ(2/5) Los Angels観光で、LAを案内して頂き、その翌日、冬の西海岸ドライブ(3/5) Los Angels - Las Vegasにて、Caltechを案内して頂いた方との再会です。

今回は米国籍の方が帯同して頂いたおかげで、なんと妻も一緒にPasadenaにあるJPL(Jet Propulsion Laboratory)の中を見学させて頂きました。
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JPLとは、Caltech(カリフォルニア工科大学)に付属する深宇宙探査の研究所ですが、こちらのリンクにある過去ミッションの一覧からもわかるとおり、NASAが火星や木星はじめ地球から遠く離れた星へ宇宙船や人工衛星を送り込むミッションは、ほぼ全てこちらで行われているものです。詳しくは、Wikipediaの日本語解説ページなども参照に。サンディエゴの話前半とあわせて、書き残してみます。

6月3日(金) 
10amにホテルを出発し南に。全く渋滞もなく、12:30pm頃到着した町Bakersfieldでインド料理を食べる。
Desi Cafe
4837 Panama Lane
Bakersfield, CA 93313
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各種カレーやサラダ、タンドリーチキンは、ビュッフェ形式で取り放題な上、焼きたてのナンがとても美味、かつ安い。
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予定より1時間早く3pmにJPLに到着する。近所のスターバックスで時間をつぶした後、4pmから6pmまで、たっぷり中を見学させていただきました。「写真は撮って良い」とのことでしたので、iPhoneでいくつか撮ったもののうち、機密情報の無さそうなWeb上や映画で公開されているものを、下にも掲載したいと思います。JPLホームページでも一部見ることが可能です。
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最初にビジターセンターで受付を済ました後、入って右側にある、展示室と会議室のビルに行きました。ここでは、JPLが過去数十年に渡って打ち上げてきた衛星や探査機の、実物の一部や模型が展示されていました。
記者会見に使われている会議室
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その両端には期間限定で入れ替わる展示物が置かれているらしく、たとえば、ハッブル望遠鏡の一部
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ボイジャーに書かれた宇宙人が読むための文字
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などが見れたのは、感動ものでした。そして、隣にある最近新装された展示室は、地上局の巨大なパラボラアンテナとそのネットワークの概要や、アポロ計画で持ち帰った月の石の実物などを見ることができました。

次に、オペレーティング・ルームと呼ばれる、JPLが宇宙船や衛星と更新するための地上局を見学させていただきました。大統領など要人が待機する部屋も隣にあって、まさに映画のワンシーンかのよう。
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この中のスクリーンにて、見学者は過去のJPLの偉業に関するビデオも視聴可能でした。(この写真ど真ん中の画面にビデオが流れます。)
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我々は、火星探査ローバーがどのような軌道を通ってどう着陸に成功したか、関連のビデオを、計3本見せていただきました。

さらに、大型のクリーンルームへ。ここでは、来年打ち上げ予定のMars Science Laboratoryをまさに組み立てている最中でした。JAXA内にある建物と、外観、中身、人が働いている雰囲気も、とても似ている印象でした。

最後に、実験棟が2つ入っている部屋を見せていただきました。片方はロボットアームのキャリブレーションを実験中。もう片方では既に打ちあがった火星ローバーが、どうやら岩の上に乗ってしまったようなのですが、その状況を地上で再現してどうすれば脱出できるかを実験している部屋になっていました。

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これらの見学をしながら色々と話を伺う中で、やはり宇宙開発の世界はまず「前人未踏の壁を乗り越え続ける」ための競争に純粋にチャレンジすることで、科学者や技術者のモチベーションが最も高まる世界なんだなあ、という印象を強く受けました。これは例えば、JPLという組織がどのようにミッションおよびプロジェクト全体を計画・設計しているか、という話や、最後のクリーンルームで「送られて来るごく一部の情報のみを頼りに、模型を作って状況をシミュレートしながら実験し、再度指令を出す」という、まさにエンジニアリングの問題解決を目の当たりにした時に、感じたことです。よく1960年代にソ連と米国が激しく月到達合戦を繰り広げた頃が一番宇宙開発が進んだとは言われますが、この研究所には未だその匂いが充満している気がしました。

また、この印象が強烈だったのは、MBAで勉強したMOT(技術経営)やイノベーション論とは、上記の宇宙開発の世界と簡単に相容れないことを同時に実感したからでもあります。MOTでは大抵、「最も売上/利益が大きくなる、世の中で競合他社よりも買ってもらえる技術をどう開発するか」を暗黙の目標におき、「技術的な凄さのみに邁進してしまうと、せっかく良い技術があっても市場に受け入れられず、日の目を見ない」と考えます。一方、宇宙開発、特にJPLのような科学衛星の世界は、売上も利益もありません(コストはある)が、成果は技術的に凄ければ凄いほど日の目を見る傾向があるためです。もちろん、MOTの授業では、このような純粋な科学技術追求が良い商品開発に直結するわけではなく、ではどうするべきか、という観点の理論や事例は、いくつも授業で取り扱われました。しかし、今回米国の最先端の研究所と人を見て、良い研究開発を行う環境構築と、良い商品を世に売るための経営とを両立することは、授業のケースで単純化されたような話ではなく、実際にまとめきることは非常に難しい。だからこそ強力なリーダーシップが求められるのだ、と改めて気づきました。

一方で、予算不足に関しても話題になりました。日本で事業仕分けで宇宙関連事業が削られているのと同様、JPLでもブッシュ政権以来の予算削減が深刻な状況のようです。 欧州で予算が多くなることは直近まず考えられないため、現状で宇宙開発のできる資金、技術、立地、制度の面でも有利な国は、やはり中国とインドになってくるのだろうか、ということも、考えさせられました。

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夜は、コリアンタウンへ。さすがLAのコリアンタウンは規模が大きく、チヂミや冷麺等各種料理の専門店があり、かつ妻の友人の韓国人が言うにはサンフランシスコやオークランドよりも味が良いそうです。
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今回訪れたのは、ミシュランにも載っているParks BBQ
955 S. Vermont Avenue
Los Angeles, CA 90006
213-380-1717
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有名人の写真が何枚も張られている有名店のようです。韓国料理にしてはとてもきれいな内装に、とても高級そうな肉、
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珍しいキムチのチヂミ
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多種多様な前菜
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上品な味のスンドゥブ
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そして冷麺を堪能できました。
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値段も一見高そうですが、量が多めであまり注文しなくて良いので、結局リーズナブルに収まる、良い店でした。

その後は韓国喫茶店へ。夜2時までやってて安い以外は、日本のスターバックスみたいでとてもきれいな雰囲気の良いところでした。ここでは、私と同年代か少し若い研究者の方3名といろいろな話を語りましたが、ビジネスの観点から色々なアドバイスを求められることも多く、MBAを取ったことでおかれた立場のようなものを実感。ともあれ、そこに集まった全員の今後の発展を祈るのでした。


6月4日(土)
翌朝はゴルフ。Scholl Canyonという、パー60のコース。値段は金曜日午前という最も高い時間帯にカート込み$23ととても良心的ですが、崖や高低差のきつい長めのパー3が多く、山の上から遠くにロスの大都市を見下ろせる景色も含めて、とても楽しめました。
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途中テーピングをした足が踏ん張れずにボロボロになったコースもいくつかありましたが、初めてパー4でバーディーが取れたことは満足でした。

昼食後サンディエゴへ移動。ラ・ホーヤという、海岸線沿いの高級住宅街を一通りドライブして堪能した後、日本人経営の有名なSushi Otaへ。
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サンディエゴで一番美味しい寿司だ、と聞いていたのですが、広い店内が満席で人でごった返していることからも、その姿がうかがえます。我々は3日前に予約したため、スムーズに入れましたが、予約なしの人は1時間半待ちだったようです。

一番入り口に近いカウンターに案内されると、なんと目の前で握っておられる方が、創業者の太田さんご本人でした。さっそく、サンディエゴ近海で取れたばかりのウニと甘えびが乗った刺身盛りを注文します。
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この真ん中の海老の頭は、まだ生きたまま足をばたばたさせて動いているのです。ミョウバンで締めていない本当に生のうに、えび、あわび、中とろ、と、すべて最高に新鮮な味でした。「3年間だけ修行のつもりで米国に来てみて、こんなに新鮮でうまいウニが取れることに驚いた。このウニなら、世界で勝負できる、と考えて、一念発起してここで店を出すことにしたのが20年前」と、創業当時のことを語っていただきました。そうこうしているうちに、次に握りセットが来ます。
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これまた、1つ1つのお寿司が程よく握られていて、どれを取っても絶品です。「(アメリカ人があまり食べない)ウニの供給を確保するのは大変なんじゃないですか?」と聞くと、「それは大変。まずウニの出来具合が天候に大きく左右されるし、ウニを取ってくるダイバーの方との信頼関係も重要。この店をやりながら、ダイバーの人も育っていって、何年かしてようやく5段階のうち最高級のウニが安定してうちの店に供給できるようになった。今では、そのウニのダイバーは全米中の最高級店に卸すまでに大きくなって、本音ではあまり他店にこのウニを広めてもらいたくないけど、それでもうちにはとりわけ良いものを卸してくれるよ。サンタバーバラのウニも有名だけど、私はこのサンディエゴのウニの方が好きで、これ1本でやっています。」とのことでした。

最後に、どこかで「カリフォルニアが旨い」と聞いていた、みる貝とえんがわを単品で注文。これまた、塩が聞いていて締まった実が厚く、大変満足な味でした。
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お客さんの大半が外国人でしたが、「最初は地元の日本企業の方がほとんどでしたが、徐々に外国人が増えだして、今では外国人の常連さんがすごく多くなっています。お客さんとの関係には、日本も外国も関係なく、日本の寿司屋でやっている『真心を込める』、といったようなことが、こちらでもとても重要だ、ということに気づかされます」とのことでした。確かに、店員の方のサービスは日本的に至れりつくせり。10名ほどいらっしゃる寿司職人の方々の胸には外国人にも読みやすい名札がついており、カウンターでは半分英語、半分日本語のとても親近感のある会話が繰り広げられていて、とても明るい店内でした。

というわけで、味も景色もさることながら、米国で頑張る研究者達と創業者のエネルギーに圧倒された2日間でした。次は、翌日のサンディエゴ観光と、ディズニーランドの話になります。
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by golden_bear | 2010-06-04 02:23 | 旅行

加州卒業旅行(2)ヨセミテ1泊2日を満喫

ヨセミテの素晴らしさは私が言うまでもなく、旅行ガイドやブログ等でも数多く取り上げられています。しかし、今まで個人的には下記のような理由で、場所は近くても心理的にはとても遠い場所、という感覚があって、なかなか行くきっかけが掴めませんでした。

○ 長期滞在しないと楽しめない!?:
いろんな旅行ガイドブックに、「日帰りツアーもあるけど、最低2泊3日くらいはかけて、できるだけ長く滞在すべき」と書いてある。また、ヨセミテを紹介しているブログの方は大抵、長期滞在やリピーターで何度も来られている方なので、そうしないと楽しめないのか、という気にさせられる

○ 季節を選ぶ!?:
「1年中良いよ」、と言う人もいますが、「5月末から6月頭のベストシーズンに行かないと見所が見れない」、と言う人もいる。Haas MBAは8月始まり5月終わりで、昨年はIBDやインターンで米国外にいたため、ベストシーズンに行くには結局卒業直後しかなかった。なお、MBA入学前に語学研修等で早めに来ている人で、来てすぐ行く方もいるようですが、これは正しい選択かもしれません

○ 場所を選ぶ!?:
一番有名なAhwahnee Hotelは、値段もさることながら、ずいぶん前から予約が必要。また、「行くなら是非キャンプした方が良い」という人も多いが、出費や手間を考えるとこの為だけに用具を揃える気にならない。さらに、「早くから予約しないと手遅れ」という意見もよく聞かれた。実際、5月頭時点で1ヵ月後のホテルの状況を見てると、宿泊地の候補が全部で50くらいあるはずなのに、うち40くらいは既に満室になっていました。

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あまり下調べをする気もおきず、行けば何とかなるだろうと思いこんで、どこに何があるのか、いつ何をするのか、よく計画せずに出発することに。しかし、ふたを開けてみると、こんな行き当たりばったりな感じでも、丸1日半ほどあれば、存分に楽しめることが判りました。実際にたどった道筋を、写真とともに下記に示してみます。
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6月1日(火)
10am:朝一で歯医者に言った後、家のすぐそばでレンタカーを借りる(注1)。安いレンタカー屋さんに行くと、たった1人で受付しながら電話の応対その他何から何までしており、借りるまでに30分時間がかかる。
11:15am: 出発
12:40pm: 高速を降りたところにあるマンティーカ(Manteca)のインターチェンジで、昼食(In'n Out Burger)&給油。ちなみに、給油するなら、もう少し先に行ったOakdaleが安くて良かった。そして、そこより先にはあまりスタンドがない&バカ高くなる。
2:15pm: 地図A付近。砂漠やら高山植物やら、景色が大分変わってくる。
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3:30pm: 森の中を下り、ヘッチー・ヘッチー(Hetch Hetchy)という貯水池に到着(地図B)。ダム、洞窟など見て周る
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4:45pm: 道中で、美しい景色や、熊、鹿に遭遇。
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5:15pm: ブライダル・ベール滝(Bridal Vail fall)に到着(地図C)。近くまで行くと水しぶきがすごい。ここでは濡れすぎて写真がうまく撮れず残念。レインコートないしは、せめて長袖の防水が利くシャツを持ってくればよかった
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6:00pm: トンネル・ビュー(地図Cから左に行き下に曲がる直前付近)。ここからはヨセミテ谷が一望できるのですが、駐車場に車が満杯なのと、一刻も早く次の目的地に行きたいため、車から何枚か写真を撮ってパス。
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7:15pm: グレイシア・ポイント(Glacier Point)に到着(地図D)。今年は寒かったこともあり、5月下旬までここに行く道路は閉鎖されていたのですが、6月1日の本日は運良く開通されていました。まだ雪が積もる道路を抜けると、この大パノラマが現れます。
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7:45pmから、レンジャーの方が20分ほど、このグレイシアポイントの歴史や見所など、笑いを交えながら解説してくれました。
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この頃から、日が暮れ始めて、ハーフドームにあたる光の色がスペクトルの順にだんだん変わっていきます。三脚を持ってこなかった私はこの様子をうまく取れなかったのは反省。10人以上の方が三脚を用いてずっと撮影し続けていて、きっとSpacewalkerさんがやっているような微速度撮影をすると美しいんだろうなあ、と思いました。
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それにしても、ここの観光客の人は9割方CanonかNikon(こちらの人は"ナイコン"と発音する)のデジタル一眼レフを持っていて、米国人にも日本製の一眼レフが当たり前の時代なのだなあ、と改めて実感。

10:30pm: Oakhurst(地図E)にある、Shilo Inn Suiteに到着。途中の山道が工事で何回も片側通行となり、1時間半くらいで着くと思いきや2時間以上かかりました。5月7日時点で、ほとんどのホテルが満室か、あっても1泊$300程度、モーテルでも$150以上する中、ここは1泊税込み朝食ネット接続等全部込み$120で2つ星半(モーテルよりやや良い日本のビジネスホテルのイメージ)。米国西部の10州で、他のホテルチェーンが存在しないがそこそこ需要がありそうな中小都市に絞って、"Affordable Excellence"という標語をモットーに低価格で十分なサービスを提供するさまは、まるでSouthwest航空のようで、好感が持てるホテルでした。


6月2日(水)
10am: ホテル出発
11:30am: ヨセミテ・ビレッジの駐車場到着(地図F、下記詳細図中央"Day Parking")。
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駐車場からは、Visitor Centerとの間をピストン輸送しているバスと、番号1-21までのバス停を順番に巡回するバスの2種類が走っている。バス停1番から後者に乗ろうと思っていたが、前者に乗ってしまい、バス停5番付近へ。バス停3番のAhwahnee Hotelへはバスだと1周してしまうため、結局徒歩で行くことに。
12:30pm: Ahwahnee Hotelでランチを食べる。さすがに「米国人が一度は泊まりたい」ホテルだけあって、とてもきれいでサービスも素晴らしい。料理も凝っていたが、頼んだものが悪かったのか、味はいまいちだった気がする。それでも、この谷の景色ときれいな空気、静寂の中に鳥や虫の声とは、なんと贅沢で幸せな空間なのだろうか。
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2:30pm: バスに30分ほど乗り(とてもゆっくり走る)、バス停17番から、20分くらい歩き、Miller Lakeに到着。本当に鏡のように見える箇所はあまり多くないが、見える場所からはとても美しい。また、美しい鳥たちや蛇なども出迎えてくれる。
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4:00pm: バス停6番から、20分ほど歩いて、ヨセミテ滝へ(Yosemite Falls)。ここは結構Valley内の色々なところから見えていたが、近くで見ると壮観。また、上段、下段が離れて見えたり、つながって見えたりする景色の変遷も美しい
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5:30pm: マリポーサグローブ(Mariposa Grove)へ到着(地図G)。セコイアの大木群の中を、本当は片道3マイルほど歩いて登ると、5-6本の有名な木があるのだが、私の足痛と妻の体力を考え、1マイルほど歩いたところにある最初の有名な木、The Grizzly Giantという大木だけ見て、引き返す。
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7:15pm: ホテルShilo Inn(地図E)に到着。

到底全部は表現できませんが、これ以外にも常に5分に1回くらい、珍しい動植物や美しい景色が目に入りました。妻と交代で運転しながらも、助手席の人は常にカメラが手放せなず、何度も路肩に車を止めることになりました。こんな感じの旅となりましたが、1日半の間に一応誰でもアクセス可能な観光ポイントの7-8割に行ってみることは可能。そして、撮った写真は、399枚にものぼりました。

というわけで、この幸せな一日半を終え、ベイエリアに来たらまずはとにかくヨセミテに1回行ってみてしまう、という手もありだったか、と今更ながら思ったのでした。

(注1) 自分の車は既に売約済のため、長期ドライブを避けた。
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by golden_bear | 2010-06-02 21:45 | 旅行

加州卒業旅行(1)方針とスケジュール

MBA卒業後のこの時期は、人により過ごし方は様々。パートタイムの仕事やインターンをしながら就職活動を続けているような人も少なからずいる一方、フルタイムの仕事を得ている人の間でも、その開始時期はバラバラ。卒業式前から始まっている人もいれば、9月まで休みだったり、オファーはあるがビザが降りるまで働き始められる時期が不明、という人もいます。ただ、大多数の方々は6月~8月頃に仕事を始めるため、やはりその前に旅行に行く人が多い。南アにワールドカップを見に行く人をはじめ、Facebook等で皆様々な地域で楽しんでいる様子を見ることができます。

私の場合は社会人復帰が7月上旬になったため、6月の1ヶ月間は、過去にきちんと区切りをつけ、未来への準備を整える位置づけに。この2年間バークレーでお世話になった方々や友人たちに挨拶する時間を確保しつつ、卒業旅行に関しては、5月上旬に友人たちの予定を確認しながら、6月1日(火)から6月8日(火)までの7泊8日、主にカリフォルニア州内の未訪問地をドライブで廻ることとしました。その理由は、下記のようなものです。

○ 米国外は却下: 卒業するとすぐにI-20という大学からの留学証明書の有効期限が切れるため、一旦米国外に出ると、一度日本に戻ってビザを破棄しないと、再入国できないはずなのだそうです。実際には、カナダでビザを破棄してまた米国に戻ってきた日本人の方もいますが、私の場合入社日まで無職であり、あまり無用なトラブルは起こしたくないと考え、米国内を検討しました。
○ 日本から行くより近い場所: この条件をもっとも満たすのは、当然カリフォルニア州内
○ カリフォルニアの相対的な魅力: イエローストーンやグランドキャニオン等も候補に挙がったが、まだ行っていなかったヨセミテにこの最高の時期に行けるなら、追加でこの時期にそれ以上国立公園を訪問する意図に乏しい。また、サンディエゴやサンタバーバラは良い、という情報をクラスメートから多数頂いており、その記憶があるうちに行ってみたかった。
○ 旧友との再会: 分野は各々異なるが日本を飛び出て頑張っている昔からの友人3人が、ちょうどロスの東、北、西に滞在している。この友人たちの同僚や家族の方らも含めて会うことができる、とても良いチャンス、と感じた。

大まかな旅程は、下記のようになっています。(地図を左クリックで拡大します)
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6月1日(火): 朝バークレー(図H)発、昼~夜ヨセミテ観光(図B)
6月2日(水): 一日中ヨセミテ観光(図B)
6月3日(木): 朝ヨセミテ出発。夕方パサデナ(図C)着。JPL(Jet Propulsion Laboratory:Nasa/Caltechのジェット推進研究所)見学
6月4日(金): 朝パサデナ近郊でゴルフ。昼に移動、夕方からサンディエゴ(図D)観光
6月5日(土): 朝~昼シーワールド見学、夕方ダウンタウン見学、夜アナハイム(図E)到着
6月6日(日): 一日中Disneyland観光
6月7日(月): 朝Pacific Coast Highwayを通りGetty Villaおよびアウトレット見学、昼~夜サンタバーバラ滞在、深夜Pismo Beach(図G)着
6月8日(火): 朝Pismo Beach周辺、昼シカモア温泉に入湯後移動、夕方バークレー(図H)着

合計1,550miles = 約2,500kmのロングドライブとなりました。プライベートな旅であり、元々あまり書く予定ではなかったのですが、さすがは巨大で海山谷砂漠何でもありのカリフォルニア。素晴らしい発見がいろいろありましたので、以後いくつかポイントを紹介していきます。
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by golden_bear | 2010-06-01 17:25 | 旅行

マウイ島旅行(3/3) 島での体験 Best 5

最後に、4日間半のマウイ滞在における体験Best5を、順に並べておきます。

(5) ビーチ&シュノーケリング
1つのビーチを見学、2つのビーチでシュノーケリングをしました

○ カパルア・ビーチ(Kapalua)
島の北西にある、リッツ・カールトンなど最高級ホテルとコンドミニアムが並ぶエリアのビーチ。マウイ島は、全てのビーチが一般開放、駐車場も無料(混むけど)なので、こういう最高級ビーチにおおっぴらに勝手に入れるのが素晴らしい。
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この建物はリッツ・カールトンのコンド。空室率90%くらいに見えるのは、不況が続いている証拠だろうか。
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西に沈む夕日も綺麗でした。ちなみに、ここでは鯨やイルカの大群が肉眼で見えるのももちろん、シュノーケルにも良い場所だそうです。
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○ カアナパリ・ブラック・ロック(Kaanapali Black Rock)
カアナパリ自体はマウイ島で一番歴史がある有名なリゾート地。その北端にある、Black Rockという岸壁付近が、シュノーケルの名所だ、ということで、行ってきました。
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写真の通り、実は波が結構高く、海岸沿いはシュノーケルにはあまり良い場所ではありません。従って、本当にシュノーケルを楽しみたい人は、波を避けて黒岩から直接飛び込んでました。
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ここでは、数種類数十匹の熱帯魚を見ることが出来ました。さらに、泳いでいてウミガメを間近に見ることが出来たのが、感動的です。

○ ホノルア・ベイ(Honolua Bay)
カパルアをさらに北に行ったところにある、このHonolua Bayは、凄いの一言。先ほどのブラックロックと違い、マウイにしては珍しく波が全く無い浅瀬の珊瑚礁からなる湾になっていて、まさにシュノーケルには絶好の場所でした。
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潜ってみると、岸から1メートルも進むと、そこはまさに熱帯魚の宝庫。数秒泳ぐごとに違う種類の群れが見えるため、恐らく50種類以上、数千匹の熱帯魚を見ることが出来ました。小さい熱帯魚を何回かに分けて食べる大きな熱帯魚、2匹の大魚から逃げまくる100匹くらいの小魚の大群、それらを無視して海底をつつくヒラメやエイのような魚、海草と色がそっくりのタツノオトシゴのような魚などなど、ハナウマ湾の数十倍は凄い。普段英語でもよく耳にする生態系(eco-system)とは、まさにこのことだろう、と改めて思いました。

これだけ凄いものを見たにも関わらず、第5位としたのには理由があります。実は、このホノルア・ベイ、殆どのガイドブックには言葉だけの表示にとどまり、詳しく載っていない。「水に立ち入り禁止」としているガイドブックすらある。聞く所によると、有名になってからあまりにも人が殺到しすぎて荒らされてしまったらしく、現在は自然保護区扱い。地元の人々により非観光地化:案内表示も公式駐車場もなくし、見つけられないようになっていました。

我々は、公式ホームページでシュノーケリングやって良いと書かれていること、コンドについていたガイドブックにお勧めと書いてあったこと、たまたま場所を発見できたことから、シュノーケリングをやりましたが、実際、岸から3m位以内と以遠の場所を見比べるだけで、人が如何に環境を荒らして魚を住めなくしているか、を実感します。帰り際においてあったHonoluaの環境保護の募金箱に寄付してしまうくらい、後ろめたい気分になったのです。


(4) 食事
ハワイ料理は、基本は魚とグリルが多めのアメリカ料理、という印象ですが、食べたもので美味に感じたものを記します

○ Dragon Dragon (中華料理): ハワイアンっぽいメニューもある中華料理で、味もとても美味しい。量が多く、余った分を持ち帰れるのも、コンド生活にはプラス。
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○ Mama's Ribs & Rotisserie (弁当屋): 牛肉とチキンのリブを持ち帰って、地ビールやワイン、マカデミアナッツと共に食す。美味かつ安い。
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○ Hula Grill (ハワイアングリル): カアナパリ内にあるハワイ名物グリルとハワイアンカクテル。外のバンド演奏を聴ける席は45分待ち、と言われるが、中のカウンター席は並ばずに入れ、調理している様子を見れるので、悪くない。
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○ Sam Sato's Inc(和風?創作料理): なぜか朝食とランチのみのレストラン。沖縄そばみたいなオリジナルつけ麺(?)と串焼き牛が美味。ちなみに日本語は店主以外には通じない
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○ Lappert's Ice Cream (アイスクリーム): 全てハワイの天然素材から作ったというアイス。流石に美味しい。
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余談ですが、このアイスクリーム屋の隣に格安チケット販売あり。島行きのツアー等が70-80%オフで売られてる。これ知ってれば島にも行けたのに、と思うと残念。
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○ Casanova Italian Restaurant and Deli (イタリア料理):何もハワイでイタリアンを食べなくても、と思ったが、近場に良い店があったので入ってみる。外装はヘボイが中身はゴージャス。石釜焼きのピザ"Volcano(火山)"に、カルボナーラスパゲティに、どれもこれも米国本土で普通に口にするイタリアンより相当美味しく驚く。
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今回食には期待しなかったので、これらが全て美味だったことにも驚きますが、それ以上に、事前に何も調べなかったにも関わらず、全てその場でiPhoneアプリのYelp(日本での食べログのようなもの)で見つけた店であることに、驚きました。実際、この殆どは「地球の歩き方:マウイ」にも載っている店でしたが、最後のイタリア料理など載っていない店もある。改めて紙の出版物業界の大変さが身にしみました、、、


(3) 島1周の観光・ドライブ
既に写真を載せた風景以外で印象に残った所を下記に

○ Kipahulu National Park(7 pools): 北時計回りの島一周ドライブルートで、600箇所のカーブを超え東のHanaへ到着後、さらに先に進んだ所にある国立公園。滝から海に流れる途中にある7つのプールで、泳ぐことが出来ます。
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○ ワイナリー: Kipahuluを超え、南側の海岸通りを走ると、今までとは打って変わって砂漠のように木が少ない地帯が広がり、これはこれで見事。
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そして、これを超えたところに地元のブドウで作られたワイナリーが。IDを見せれば無料で4杯テイスティングできるのは嬉しい限り
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○ Haleakala : クレーターと呼ばれる山頂。ここからの朝日を是非見たいと思い、朝3時に出発して車2台で向かったものの、山頂は0℃の暴風雨で(命知らずのメキシコ人以外は)外に出ることも出来ず。
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残念に思いながら帰る途中、高度1500mくらいのところで、雲の切れ目を発見。
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どうやら、山頂の天気は日や時間によりころころ変わるようなので、いつ行くかは事前にネットや電話でよく確認して決めた方が良かったようです。

○ Iao Valley Regional Park: こちらは島の西側にある2,000m級火山の麓、ハワイのヨセミテと呼ばれる、Iao谷。Iao Needleという細長い山が見事でした
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(2) ゴルフ
ハワイのゴルフ場というととても高価で難しいイメージですが、そんなコースは貧乏学生の我々には手が届きません。そこで、初心者の我々は、友人がプレーした手頃な高級コースを1つ見学し、格安コースで2回プレーしました。

(手頃な高級コース: Makena Golf Resort)
リゾート内部にあるコースの中では、一番手ごろと思われます(時間帯により$70-150位)。それでも、とても綺麗に整備され、海辺に向かって打つ爽快で難しいコース群は、まさにハワイのリゾートだったそうです。
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(格安コース(1) Kahili Golf Course)
多分マウイで2番目に安い。午後2時半から、$55(カート込み)でプレー。
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実際に驚いたのは、
- サービスの良さ: 安いとはいえ、定価で$100する米国にしては高めの観光地コースだけあって、GPS付きカートに飲み物を冷やす氷、至れり尽くせりのサービスです。
- 芝の質の良さ: さすが南国の島。青々と茂り、欠けているところなど皆無。グリーンもとても良く整備されています。
- 広いフェアウェイ: 安いコースのためか、やたらフェアウェイが広い。さらに、ラフでさえフェアウェイに思えるほどよく整備されていて(いない?)。つまり、思いっきりかっ飛ばして、どこに落ちようが、安心して次のショットが打てる
- マウイの景色: コースによって、標高2-3,000mの山あり、海に浮かぶ隣の島や小島群が見えたり、そこに夕日が沈む様が見れたり、と、とにかく美しさに惚れ惚れする
- 強い潮風: さすが島だけあり、常に強風が吹き荒れる、ゴルフには厳しい条件。しかし、暖かいのと、このコースの広さに、風の気持ちよさを楽しむ余裕すら感じる。
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難しいパー3と後半のとても深いバンカーにやられましたが、殆どのパー4、5では気持ちよくプレーでき、結果普段より良いスコアになり、満足

(格安コース(2) Pukalani Country Club)
多分マウイで一番安い。午後2時半以降、$27(カート込み)でプレー。
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こちらは安いだけあり、観光客向けというよりは地元の方々を良く見かけました。前のコースよりは手入れやサービスが杜撰でしたが、元々の芝の良さと、コースの広さで、全く気にならず心地よくプレー。自己ベストを更新でき、満足。
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(1) 同期友人たちとの交流
やはり一番印象に残ったのは、何の目的も無い旅路にて一緒の時間を過ごしたことで、いつもにない友人達の考えや視点を伺えたこと。とくに、常に一緒に居た中国人とは、丁度進行中のGoogle撤退に関する本音に始まり、中国と日本の過去、現状、未来の認識の違いまで、まさにWeb上に書けない内容に踏み込んで話すことになりました(日本人にここまで冷静に話してくれて、感謝!)。他にも、メキシコ人に聞いた国内事情(米国・日本との関係含む)や、酔っ払った米国人やインド人からの質問攻めに会うことで彼らが日本や我々の何に興味があるのか、という感覚は、心に刻まれることになりました。

ラハイナのバーにて、Mai Taiをがぶ飲みする
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朝3時から、車2台でハレアカラ山頂を目指す
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突然バーで始まったトリビア・クイズ大会に、同期で参加。米国ネタ中心の問題構成に対し、よく見るとその場に米国人が2人しかいなかった我々は、3時間に及ぶ熱戦の末、惨敗。
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少人数制のMBAということもあり、この旅行中に会った同期の殆どとは、何らかの授業や課外活動でチームを組んだり、少なくとも全員の発言を聞いたことがあり、「どういう仕事の仕方をする人々か」という感覚はありました。しかし、仕事を離れた素顔は皆また一味違う。「飲みニュケーション」の大切さは、東アジアのみならず万国共通であることにも気付きます。こうして、Student Tripの面白さを再確認することで、改めてJapan Trekをやって良かったと思う一方、もう少し色々なStudent Tripに参加しておけばよかったなあ、と反省もすることになりました。
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by golden_bear | 2010-03-29 17:34 | 旅行

マウイ島旅行(2/3) 別荘の「2つのクラウド」化

お次は宿の確保です。我々がマウイ島に行くことに決定した3月9日には、我々を誘ってくれた友人たちが、何組かのグループに分かれてコンドミニアム(賃貸型のリゾートマンション=別荘)を予約済みでした。

そんな友人たちに薦められたのが、VRBO(Vacation Rentals By Owner)というウェブサイト。このサイトは、締め切りとビッドの無いYahoo! オークションのような画面上で、下記のようなことができます。
○ 貸したい側(コンドミニアムのオーナー(個人あるいは企業)): 自分の部屋の写真、空き状況、金額、条件(支払方法やバリアフリー有無など)を提示。人によっては、地図やビデオ、利用者の評価コメントなどもアップロードしている
○ 借りたい側(私): 場所別に検索すると、建物別に登録された部屋が全てリストになって出てくる。宿泊希望日を指定すると、その前後2日の計5日分の空き状況が付記される。希望日に空いている部屋をクリックして、詳細を確認し、気に入ったものには、電話又はメールで問い合わせをすることができる

問い合わせに対しては、通常48時間以内に返答あり、と記載されています。なお、リストの並び替えは、掲載写真の枚数、部屋数、滞在可能人数、及びコメント数では可能ですが、金額で並び替えることが出来ません。こんな所に、価格競争に陥らない工夫が見られます。

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これを薦められて、早速使ってみました。

3月8日
この日時点では私は妻と2人で泊まる予定。従って、韓国人カップルが泊まる建物を紹介してもらい、その建物の空き部屋をVRBOで検索。安くてよさげな部屋があったのでメールを出してみると、10分で返答がある。しかし、どうやら4泊という短い期間だと、清掃代が大きく取られるらしく、Hotels.comで見た同等のホテルの方が安いことに気付き、一旦保留する。

3月9日
私と一緒に行くことにした中国人が「良い1人部屋が無く困っている」、ということで、VRBOでコンドを探すことに。本当は妻と2人にこだわって、断っても良かったのだが、昨日VRBOで検索した際に3人宿泊だととても良さげな部屋に格安で泊まれることに気付いた上、彼から中国語や中国の状況を聞きだす良い機会と考えた。1-bedroom (2-4 people)というタイプの部屋で、我々夫婦がbedroomに、彼がリビングのConvertible Bed(ソファーの中を開くとベッドが出てくる)に寝る前提で検索する。

西マウイで、VRBOに登録のあるコンドの部屋(全タイプ)は、目分量で合計約1,300件
- カアナパリ620
- ラハイナ170
- カハナ 160
- カパルア130
- ホノロカイ120
- ナピリ  90
- その他  10

ざっとこれらのリストを眺めて、価格が一定以下で日程に空きがあるものに片っ端から問い合わせをかける。その数31件。

当日中に返答があったもの: 8件。うち、
 - 問い合わせたそのものに空室有り:4件、
 - 空きは無いが他のコンドを2件薦めてきた人: 1件
 - 既に埋まってしまった連絡: 3件
というわけで、この時点で6件のコンドから空き状況を調べることに。

この日の夜、中国人夫婦(奥様は別の仕事で今回の旅に来れない)と我々で、6件のコンドそれぞれを比較する。ポイントは
- 価格
- 内装の豪華さ
- クーラーの有無
あたりで、優先順位をつける。だが、どの部屋を見ても日本で考えると1泊1人数万円しそうなスイートルームに見える。今回我々が見た所は、諸経費全て込みで1人1泊$60以下で泊まれるため、結局どこでも素晴らしいよ、という結論に。とりあえず優先順位の高い所に問い合わせをいれる。

3月10日
早朝に、2件新たに返答あり。うち1件は通常1泊$600する場所も内装も豪華な有名コンドが、1泊$99で良いとのこと。早速予約するつもりで問い合わせを入れると、「実はもう1人仮押さえしている人がいて、彼らが24時間以内=夜8時までに返答したら彼らのもの、それを過ぎたらそこから貴方が予約できるよ」とのこと。

昼までに、昨晩問い合わせた所から返答があるが、優先順位の高い2件は既に埋まっていた。3番目の物件よりは、早朝に来た1泊$99の所の方が良さげなため、午後8時まで待つことに。

夕方までに、さらに13件返答あり。うち、空きがある、という連絡は4件。このうち1件が、1泊$99、というもの。多少、早朝のものよりへぼく見える&クーラーが無いが、昨晩のものよりは気に入ったので第2希望に。

夜7時半に、第1希望のところを再度確認してみると、「丁度2時間前に仮押さえしてた人が予約完了したよ」、という残念な連絡があり。従って、第2希望の所に対して、予約すると電話で連絡する。すぐに、合計金額の確認だけメールが送られてくる。1泊$99に、税金(ハワイ州の消費税は安く4.5%くらいだが、宿泊には別に8%くらい追加され、12-13%ほどかかる)と清掃費(何泊しても同じ料金。場所により様々)が取られて、結局4泊で$580程。つまり3人で1泊$145なので、1人1泊$48で済んだ。コンドによっては、さらに駐車場代(1日1台$10-20程度)も取られるが、我々の所は車1台まで無料。また、エキストラ・ベッド代(1日$20程度)も、不要だった。

全体を集計すると、(1,300件のうち)31件問い合わせたものに対して、8+1+13=22件(約7割)返答があり、うち実際に空き物件を紹介してもらえたのが6+1+4=11件(約3割5分)。

3月11日
朝、契約内容が長々と書かれたメールが送られてくる。こちらがここで取らなくてはならないアクションは下記2つ。滞りなく終わる。
 1. 指定金額を入金する: 今回の人には、Paypal経由で振り込むことができ、安心だった。
 2. サイン: 契約内容に対する入居者3人の全員がサインをし、Fax又はスキャナで送付

3月12-14日
 サインした後ではあるが、中国人から、ソファーベッドのシーツは持ち込まなきゃいけないのか、とか、鍵は3人分あるか、どうやって鍵を受取るか、とか色々な質問が出てきて、その都度転送する。親切に答えてくれるが、鍵に関しては"The lock box key should be left in the lock box at all times. Therefore, any one of the three of you can use the lock box key for entry any time. Just replace it each time back in the lock box. Finally, there is no front desk. The key is in the lock box on the door. The combination is XXX. Then there should be keys in the unit."という説明。lock boxというのが何をさすのか良くわからないが、とりあえず行けば何とかなるだろう、と考えることに。

3月19日
マウイに夕方到着後、Lahainaのバーで夜11時過ぎまで合計12人で飲んだ後、我々3人は早めに退散し、コンドに到着。我々の部屋を発見すると、網戸と普通のドアの二重扉になっている。網戸を開けた先のドアに、番号を押すタイプの錠が掛かっており、これがlock boxだと理解。"combination XXX"に書かれた数字を押してみるが、何も応答が無い。そこに通りかかったオバチャンに教えてもらい、暗くて押す数字のボタンを間違えていたことに気付く。数字を押した後にOpenというボタンを押し、lock boxが空いて中から鍵が出てきて、これにて部屋に入れることに。Webでの説明通りに、美しい部屋が広がっている。


部屋自体の写真は取らなかったのですが、実際にどんな部屋だったか、下記様子の一端を記します。こんな外観の建物です。
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安さの理由は工事中だから。しかし、昼は基本的に出かけているし、工事の場所もエレベーターホールとかだけなので、殆ど気になりません。
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部屋自体のイメージをウェブサイトから拝借。
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実際にもこれと全く一緒のリビングルームでした。奥に少し見えるベッドも快適。このソファーの隣に丸いダイニングテーブルがあり、隣室のキッチンには、4口のガスコンロ、オーブン、冷蔵庫に電子レンジと、普通の家にある標準装備はもちろん全て揃っています。従って、空港そばのCostcoや、近所のスーパーで食料や飲み物を買いこんでおき、ケータリングを利用するなどすれば、滞在中の食費は普段の生活と変わらないようにできます。また、この季節クーラーは不要でした。

ベランダからの眺めです。プールの脇にはバーベキュー・コンロも備え付けられています。
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建物の端まで歩くと、そこはもう海。ここから、肉眼で、鯨や
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ウミガメを見ることができます。
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VRBOを使っての、おっかなびっくりの宿選択でしたが、こんなコンドに格安で泊まれて、大満足。ちなみに、同じく春休みに友人3人でプエルトリコに旅行する予定と聞いていた私の中国語のチューターの方に、早速VRBOを教えると、「ホテルが馬鹿高いプエルトリコでも、2つ星ホテルの値段で、4-5つ星相当の豪華な宿に泊まれて、とても満足」、という連絡が帰ってきました。

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ここからは、マウイの話からは大分ずれて飛んだ、個人的な勝手な思いつきです。この体験を経て思ったのが、表題につけたように、「VRBOは、財務諸表の観点から、別荘を2つのクラウド化(crowdsourcing/cloud computing)しているサービスにあたるのではないか」、というものです。

1つ目のクラウドは、クラウド・ソーシング:不特定多数の人(crowd=群集)に業務を委託する(sourcing)雇用形態のことです。代表的なものに、Amazon Mechanical Turkのように、画像編集などの単純人力作業を、不特定多数の人々にやらせる。また、CrowdFlowerという最近絶好調のスタートアップに至っては、FacebookなどのSNS内のゲーム通貨と連動させて、人々がゲーム内のミニゲーム代わりに企業の仕事をアウトソースすることでゲーム内通貨を稼ぐような仕組みまでできています。

企業はクラウド・ソーシングをすると、人件費を完全な変動費にすることができる。つまり、必要だ、と思った瞬間にその場で外注可能なため、人を雇って資産として持っておく必要がなくなるわけです。もちろん、そんなことができる業務には限りがありますが、CrowdFlowerの例のように、今後対象業務や参加者の幅を広げる新規サービスが増えると、様々な企業が嬉しくなると思います。

もう1つのクラウド(Cloud=雲)は、今流行のクラウド・コンピューティングを指します。こちらは今まで個人ならパソコンの中に、企業なら個別に持っていたシステムの中にある、データやソフトウェアを、全てWebの先のデータセンターで一括管理し、必要なときに必要なだけ取り出す。使う側はWebブラウザさえあってインターネットに繋がっていれば、後は全てのやり取りがWeb上でできる、というものです。

現在Salesforce.comやGoogle Enterpriseなどのサービス、及び近い将来Microsoft Officeまでもが、従来の個人・企業向けソフトウェアやシステムを急速にクラウドへ置き換えています。その際、携帯電話の基本使用料のように、1ユーザーあたり月幾ら、という料金体系にすることが普通です。従って、こちらも財務諸表的な意味合いとしては、今まで企業が資産として持っていたシステムが資産から消え、人件費に連動した費用になります。こちらももちろんセキュリティー等の問題が多数あり、全てを置き換えるわけには行きませんが、急速に広がっているのは、莫大なシステム投資が抑えられて嬉しい企業が多いためでしょう。

さて、この2つのクラウドとVRBOとの接点ですが、要はコンドミニアムという固定資産を収益化&変動費化するサブリースという活動を、Web上で仲介する、という面白い所に目をつけて、2つのクラウド全盛の今の時代だからこそ実現したサービスだ、と思ったわけです。多くのユーザーは「リゾート地に別荘なんてデカイ投資出来ません」。従って、使いたいときに使いたいだけ使えるのは非常に嬉しい。一方で、多くのオーナーは、「別荘を貸すためのマーケティングのためにシステム導入や人を雇うなんて出来ません」、という状況のため、まさに「クラウド」上で人を雇わないマーケティングを実現しているのです。

では、過去の同種のサービスと何が違うのか。個人売買のサイトであれば、日本ならYahoo!オークション、米国ならeBayのようなオークションサイトやCraigslistのようなクラシファイド・サイド、またはetsyのようにオークション機能のないマーケット・プレイスもあります。しかし、これらの個人売買サイトは、実際に品物を買う前後に実物をチェックして、気に入らなければ買わない又は(出来ないと断りのない限り)返品できる。一方、VRBOはコンドミニアムという商品の性質上、買ったら返品できないにも関わらず見知らぬ個人から実物を見ないで買う、という、より危険な取引なのです。

また一方で、VRBOは他にすぐ横展開出来ないだろうか。例えば、VRBOができるなら、不動産賃貸/売買契約もWeb上で全てやってしまえば良いじゃないか、という考え方もあるかもしれません。実際、米国ではRedfinというスタートアップが、従来の不透明な不動産取引の慣習を壊すべく、不動産取引の仲介を全てWeb上で行い料金の透明化を図ろうと努力している例もあります(現在当初の目的がどこまでうまく行っているのかは不明)。しかし、こちらは、ユーザー側の利用期間及び不安、及び、既存業界の規模・歴史・業界構造が、コンドミニアムと比較にならないほど大きく、サービスの成立はVRBOほど簡単ではない。

以上まとめると、VRBOは
○ 別荘という新規サービスを始めるに丁度良いニッチな業界で、
○ 危険な取引を、最近のWebサービスの機能を駆使して危険を和らげ、
○ ユーザー側もPaypalでの送金やYelp等の評価サイトの信頼性を理解した(クラウド・ソーシングやクラウド・コンピューティングが成立する)時代に
○ ユーザーとオーナー双方の財務諸表上の問題を解決する
サービスなんだろう、と思ったわけです。

そしてVRBOが成立する時代なのだから、例えば米国では当たり前のように使われているが日本では全く立ち上がらないCraigslistのようなサービスでも、時と場を読み関係者の利害を正しく一致させれば、今からでも立ち上げられるチャンスはあるのかもしれない、と考えるようになりました。
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by golden_bear | 2010-03-27 21:25 | 旅行

マウイ島旅行(1/3)春休みの過ごし方考察の過程

春休みの前半を利用して、ハワイはマウイ島に5泊6日で行ってきました。3回に分けて、
 - マウイ島になった顛末
 - 宿の選定と結果
 - アクティビティーのハイライト
について記してみます。

マウイ島になった顛末ですが、そもそも今年のHaasの春休みは3月22日(月)-26日(金)の5日間。前後の土日を足すと9日間。しかし、特に卒業後すぐに社会人に復帰する人にとっては最後の長期休暇のチャンス、ということもあり、人によっては17日(水)-30日(火)位まで、最大14連休にしてしまう人もいます。

この期間、人によって使い方は様々です。昨年は我らがJapan Trekほか、1単位もらえる授業も兼ねたVietnam Trekなどが大学で公式に企画されていましたが、本年春休みには、全体向けに告知があった企画は無し。従って、今年は旅行に行く人は、個人又は適当に行き先を募って纏めていくなりバラバラに行って現地で会えれば会う、という形で、台湾、北京、メキシコ、米国南部、近場のレイクタホやラスベガスあたりに行くグループを見かけました。また、遠出をしないで就職活動に励む人、起業に精を出す人、のんびり過ごす人も多いです。

私自身が春休みの過ごし方を考え始めたのは1月末でしたが、結局マウイ島に行く事にすることになったのは出発10日前の3月9日。それまで何を考えていたか、というと、下記(ア)-1,2、及び(イ)、(ウ)の4つ

(ア) せっかくなので、卒業後にできないことをやりたい
 (ア)-1:旅行するなら米国西海岸からの方が日本からより行きやすいところ
 (ア)-2:友人達と交流できる機会(冬休みはカリブ海で妻と2人で過ごしたので、春休みは同期の友人重視で。もちろん妻も一緒の方が良い)
(イ) 一方、卒業直後働き始めるまで多少期間がある(=もう一度休みがある一方収入は無い)ことを考えて、コストを抑える
(ウ) 少なくとも春休み後半はインターンの調査など旅行以外に使いたい

これを元に、検討した土地を順番に記します。

1. ペルー(南米)
 友人に紹介してもらった旅行会社により、西海岸からは日本より圧倒的に安く行ける、ということで、(ア)-1と(イ)がものすごいプラスとなり、第1候補でした。しかし、予約する直前に大雨によりマチュピチュへの線路が崩れ閉鎖、となり、逢えなく却下となりました。

2. ウィスラー(カナダ)
 次に、元々妻がとても行きたがっていたWhistler。宿と航空券は安くてよいところを見つけて、予約直前まで行ったのですが、スキーのリフト代やレンタル料金が非常に高いことに気付く。スキーなら近場のレイクタホでもできるし、他に行きそうな人も見当たらない。日本からでも時差を除けば行く手間は大差ない(飛行機1回+バス)ことも考え、働き始めて収入を得てからきちんと行くことに。

3. ガラパゴス諸島(エクアドル)
 日本でも多用されている「ガラパゴス化」の言葉。個人的には本物のガラパゴス諸島を見ずしてこの言葉を使うまい、と思い、日本人としてヒントを得るつもりで検索。しかし、やはりどう安く行こうとしても予算を大幅にオーバー。かつ、動植物見学で終わってしまうフェリーツアーばかりで、それならザンビアとカリブ海で経験済、ということで却下しました。

4. コロンビア(南米)
 同期の友人10人弱が、コロンビア・トレックを企画している、と聞きつけ、多大な興味を持つ。前職シカゴ滞在時代に一番仲の良かった同僚がコロンビア人で、国について色々聴いていた上、現在帰国し活躍しているため会いにいけること。また、エメラルド・カーボーイという実話ドキュメンタリー映画を見て、日本人がこの地で起業して苦難の末、大成功していることを知ったこと。治安が回復中の今が行くチャンスであること。とはいえ、治安が悪いことには変わりなく、勝手を知った同期の友人と行くのは良いチャンスであること。それほど高くないこと。

 これだけ行く理由が揃っていたのですが、妻の猛烈な反対にあったことと、春休みをはじめから最後まで全部使い他にやりたいことが幾つかできなくなること、そこまで長期で滞在して何が得られるかよく判らなかったことから、却下することになりました。

5. カンクン(メキシコ)
 この有名なビーチには、All Inclusiveという、移動・宿泊から食事・酒まで食べ放題飲み放題全部込み数百ドルというプランがあります。しかし、冬に南カリブ海に行ったため内容が被るのと、最近米国とメキシコ国境付近で騒動が起きていて、国境付近には近づくな、という大学からのメールが流れ、何かと物騒なこともあり、今回はやめることにしました。

6. 他の中南米諸国
 まだ行ったことの無い中南米の国として、ブラジルは行きたい人は冬休みのブラジル・トレックで大量に行っており、言葉も判らず個人で行くのは得るものが少ない気がして却下。アルゼンチンは滞在費は安いが航空券が高く却下。チリは地震で却下。中米のコスタリカもピラミッドと熱帯雨林に興味あったのですが、妻が爬虫類苦手につき、とりあえず却下。

7. 米国内
米国内での候補は、まだ私も妻も行っていないニューオーリンズなどの南部地域、グランドキャニオン/グランドサークルやイエローストーンなど国立公園、及びレイクタホやヨセミテなど近場の観光地が候補に挙がりました。ただ、これらは卒業直後に行こうと思えばのんびりいける上、今回一緒に行く学生の情報が無かったため、とりあえず却下しました。


と、ここまで色々考えて、結局行かない、という選択肢に落ち着く直前に、マウイ島に行くことになりました。

8. マウイ島(ハワイ)
 ハワイは日本からでも行けるし、「ホノルルは日本のようだよ」と米国人にまで言われるし、島という意味では冬にカリブ海にも行った。というわけで、最初はずっと却下していたのですが、下記の理由により行くことに決めました。

○ 友人たちが多数集結
 どういうわけか、自然発生的にマウイ島に行く友人がやたら多く、判明した人々だけでも我々を含めて総勢8カ国20名
 - インド人: 5人
 - 米国人: 4人+奥様1人
 - スペイン人: 1人+奥様1人
 - イタリア人: 1人+奥様1人
 - 韓国人: 1人+ガールフレンド1人
 - 日本人(我々): 1人+奥様1人
 - 中国人: 1人
 - メキシコ人: 1人
これだけバラエティに富んだ人々が狭い島に集まれば、色々な面白い話ができる機会も多いだろう、と考えたのが一番の理由。


○ 西海岸から直行便があるアクセスの良さ
 日本からの場合ホノルルから経由して別の島に行こうと思った瞬間に、コストも大幅に跳ね上がり、スケジュール調整も面倒になります。私自身も過去、学会発表ですばる望遠鏡のあるハワイ島(big island)に行ったことがありましたが、何か目的でもない限り日本からわざわざマウイ島に行こうと思うことは自分では考え付かないだろうと思っていました。

 一方、どういうわけか西海岸からはマウイ島に直行便がある空港がいくつもある。うちの近辺からも、SFO(サンフランシスコ)、OAK(オークランド)、SJC(サンノゼ)の3つの空港全てから、直行便が出ています。最終的に一番安いフライトを選んだため、直行ではないものの、ロスアンゼルスまで飛んでそこからマウイへの直行便を使うことになりました。が、スケジュール的には、行きは午前11時SFO発夕方5時マウイ着、帰りは夜11時マウイ発翌朝9時SFO着、という、とても時間帯の良い便が最安値で利用できました。これは西海岸ならではの大きなメリットと感じ、このアクセスの良さが友人多数集結の理由の1つなのでしょう。


○ インターンの調査にプラス
 詳細は割愛しますが、現在インターンで調査している事項の1つに関して、現地現物を見て感覚をつかむことが可能


○ 短期滞在で島一周、山と海と両方楽しめる
 マウイには、元々ハワイ全体の首都があったラハイナ
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や、世界で初めてリゾート専門に開発されたカアナパリ
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などの西部のリゾート郡の数々、東部のハナに至る険しい海岸のドライブコース
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、南部の旱魃地帯の新興リゾート郡
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及び近隣の小島モロカイ島/ラナイ島、そして頂上のクレーターの景色は「2001年宇宙の旅」のロケに使われた高度3,000mのハレアカラ火山に舗装道路で行ける
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、など、海も山も両方全て短い旅程で味わい尽くせます。かつて沖縄本島を2日かけてドライブで1周した時の快感に加えて、高度3,000mにも行けるのか、と思うと、とても楽しみになりました。

このように考えて(ア)-1,2、及び(イ)、(ウ)の4つ全ても満たすマウイ島に決定し、航空券を購入後、宿を確保することになりました。ここでの発見を、次回に記してみます。
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by golden_bear | 2010-03-26 17:22 | 旅行

南カリブ海クルーズ(番外編)マイアミ:キーウエストと中華料理とTips

12月27日(日)午前8時、無事9泊10日のクルーズを終え、マイアミ港に帰還しました。このまま午後の飛行機で帰ることも出来たのですが、船が遅れた場合のリスクなどを考え(実際には全くなさそうですが)、またマイアミ観光もしたかったので、1泊多めに取っておいたのです。

寄港直後にiPhoneでメールを確認。このとき、出発直前にある代理店にお願いしていたレンタカーの予約が確約していたことが分かったので、それを使って、日帰りでキーウエストに行ってきました。
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キーウエスト、というのは、フロリダ半島から南西にある、アメリカ合衆国本土(ハワイ・アラスカを除く)最南端の都市。マイアミからは、"Overseas Highway"と呼ばれる国道1号線をひたすら南西に150マイルほど突き進むとたどり着けます。珊瑚礁の上にかかる橋の数々を眺めながら進む、このドライブ・コースは、米国で最も美しいハイウェイと呼ばれているのだそうです。

これまでに紹介した他のカリブ海の島々に比べると、キーウエストは有名な観光地ですので、ここではあまり多くは語らず、写真を下にならべた上で、夕食のレストラン、および、ロジを中心とした細かい学びを、最後に紹介します。

まずは、この国道1号線、すぐに始まるのか、と思いきや、地図でも分かるのですが海の上の道が始まるのは出発から1時間以上走った頃。じらされた後にようやく出てくる、この海の上の橋を走り続けるのは、それだけでも気分爽快です。
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両側は最初にマングローブ、次に珊瑚礁が続いていて、このあたりが海と陸の丁度境界にあることを思い知らされます
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丁度出発から3時間ほど経ち、2/3ほど進んだところにある、有名な7マイル橋
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となりの旧橋は散歩ができるようです。
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この長い橋を超えると、左右の珊瑚礁もだんだんと湿地帯や小島のようになってきて、終点が近いことをうかがわせます。
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この片道3時間半程度の旅ですが、途中には様々な小さな町やリゾート地、国立公園などが途中にが溢れていて、飽きさせません。例えば、このような綺麗な別荘地も数分に1回見かけます。
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そして、人々も。魚釣りをしていたり、
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ジェットスキーをしていたり、本当に綺麗な眺めです。
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そんなこんなで、10時前に出発後、途中30分程度の昼食休憩を入れながら、午後1時半頃には、終着地、キーウエストの町に到着。道が小島を1周していたのは分かっていたので、突き当たりT字路を右に曲がってしばらく行くと、市営マリーナが見えてきました。
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その後も最西端を目指して飛行場の方に突き進むと、高級住宅街が並んでいました。
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車でいける最西端まで到着したのですが、何もなく止まっている余裕もなかったので、そのまま島を一周している道なりに反対側へ。すると、シェラトン・リゾートとその前に綺麗な海岸が広がっています。
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こうして、3時になる前にキーウエストを出発し、来た道を戻る。1本道ですが、あまり混んでいるわけでもなく、快調に飛ばしていきます。

夕方6時前にマイアミの最南端に到着。その後夕食をどうしようか考えながら、助手席の妻にiPhoneのYelp(日本で言う食べログのようなサイト)で色々検索してもらい、向かった先は、Lung Gong Restaulant Miamiという中華料理屋さん。世界各国の料理が出てくる9泊10日のクルーズとはいえ、アジア料理は何故か種類が豊富ではなく、中華料理に餓えていたのです。その飢えを晴らすべく、さほど高くなく、かといって治安の悪いマイアミの夜に安すぎるところに行くのもなんなので、$$のお店の中から選んで行ってみました。

料理は文句なく美味しい。最初に頼んだ最も基本の坦々麺は、$4少々なのに、この汁無しで
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混ぜると本当に本物の味、という感じがしてきます。
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追加で頼んだ小籠包も、有名店の味とは違いますが、これはこれでしっかり素材と肉汁の旨みを生かした満足の味
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そして、最後の海鮮麺は、長崎ちゃんぽんのような味がして、蟹がカニカマだったことを除けば、個人的には大満足。
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このお店をわざわざ取り上げたのは、店員さんの1人が大阪生まれの中国人。かつて中日でピッチャーをやっていた某選手の弟さんだそうなのです。彼自身も野球をやっていて、阪神⇒ヤンキースの井川とは幼馴染だとか。そんなこんなで、日本人の我々には大層サービスが手厚く、とても気分良く食べれました。

一方、我々ばかりに注文したものが届くので、もう我々が食べ終わりそうな頃に、我々より先に入店した周りのお客さんには、まだ最初の御茶すら出てなくて、大ブーイングが起こっていました。中国人のサービスに対する考え方がの一面を見た、楽しい夜でした。

この後、港近くのホテルで一泊。姉妹がハチャメチャ芸能人になっている有名チェーンの3.5つ星ホテルでしたが、この日は何故か2人で1泊$80で泊まれる、という格安で、かつこのように眺めの良い部屋を割り当てられて大満足です。
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最後に、細かいですが、マイアミでレンタカーを借りて旅行する際の、幾つかのTipsです。
○ この時期のレンタカーは高いが、良く探せば安いところがある: 我々は2週間前の12月14日頃からレンタカーを探し出しましたが、大手レンタカーに直接頼むと、クリスマスシーズンのため、一番安くても1日$120-130。マイアミの通常価格は、最低$19くらいからあるようなので、その6-7倍の高値がついていました。しかも、1日経つと毎日毎日さらに値上がりが進む、というクリスマスシーズン特有の状況です。しかし、ネットで日本語のサイトを見ると、とある英国系のレンタカー予約会社が、なんと保険等全て込み$36で提供していました。もちろん、米国人以外向けの価格なので、国際運転免許証を持ってなければいけない、など制限はあるのですが、それさえ満たしていれば、外国人向けの特別枠が使えて、大変安く問題なく利用可能でした。

○ キーウエストへは日帰り十分可能:良くアメリカ人や旅行ガイド等では、「キーウエストにマイアミから日帰りで行くなんて、無謀で疲れるから、やめた方が良い」、と言われましたが、結局9:45ごろ出発して、途中休憩2回ずつ、観光もして、17:30頃にはマイアミに到着。往復で317マイルでしたので、平均時速60マイルと考えれば5-6時間のドライブ。行って帰ってくるだけなら十分日帰り可能です。ただ、キーウエストには様々なリゾートもあり、周辺の島にも自然公園等見所がいっぱいあるので、1泊2日、あるいは2泊3日くらいにしても、それぞれ異なる楽しみ方が可能だと思います。

○ 港から空港近辺のレンタカー屋までタクシーで行く時は、”空港へ”といわずに"XXレンタカー空港店へ"と告げる: 「空港まで」、と頼むと、空港税をとられるのか、$24取られてしまいます。が、レンタカー空港店は、実際には空港の外にあるので、恐らく$20かからずに行ける筈です。

○ クルーズ前後のホテルは、レンタカーをする日は空港近くが良い。港近くのホテルは、取るなら乗船前日にすべき: すぐ上の話にも関連して、ホテルが港に近いことは、行きには大きなメリットですが、帰りはあまりメリットはないです。というのは、帰りにはクルーズから帰ってそのまま午後の便で帰ることは余裕で可能ですし、それにあわせた市内観光ツアーもいっぱいある。一方、行きには一旦空港に戻ってからまたタクシーに乗る、という二度手間が発生する。そして、駐車場代は空港周辺は無料のところも多いのに対して、港近くのホテルの一泊$20-30程度と割高だからです。私のように、最初は着いて寝るだけ、帰りはレンタカーで1泊追加、という旅程では、行きと帰りのホテルを入れ替えて、行きに港近く泊まって、帰りは空港に近い安いホテルにした方が良かったかもしれません。

○ レンタカー屋に行く際には、念のため紙で印刷した書類を揃え、「予約済み」のレーンに並ぶ: 最近は飛行機等も電子チケットで、紙の控え無しで何とかなるので、ついつい紙の申込書を忘れがちですが、今回は店員さんに、「返却時に紙の控えを持ってこないと認めない」といわれてしまうことに。仕方がないので、Web上のものしかない控えを、ホテルで印刷しようとすると、今度はホテルのPCにフォントがない、ということで印刷できず。無理やり、Wordを開いてフォントを変えて、何とか印刷できましたが、大変面倒なことになりました。

ちなみに、次の日に向かうと、別の店員さんが、「それは控え無しでも大丈夫だよ」、との事。相変わらず、米国のサービスは、誰が対応したかで、全然結果が異なります。

あと、この時期めちゃめちゃ混んでいて、レンタカーする&上記の交渉をするまで、30分-1時間くらい並んでいたのですが、実は事前予約した人は並ぶ必要がなかったらしい。つまり、私は何も知らずに事前予約無しのレーンに居たのでした。すなわち、ほとんどの米国人は、予約しないで現地で借りようとしていたことが分かり、全然文化が違うんだな、と実感しました。

○ レンタカーのレシートとクーポンの契約を、良く見比べる: 私の場合、1泊2日のクーポンで全部込みに申し込んだのですが、レシートを見ると2日目の分の料金を丸一日延滞料として取られていました。この件は、サービスセンターへ電話して訂正してもらえましたが、何も言わないと取られっぱなし。このように、特に日本から国をまたいで申し込んだ場合など、何を契約したのか、は、自己責任で確認した方が良さそうです。

とまあ、こんな感じで、相変わらず米国で何かのサービスを予約したり受けたりするには、様々なトラブルがつき物ですが、それを楽しむのも1つの旅かと、なれてきた感じです。いずれにしても、クルーズから帰った直後に、この素晴らしいドライブ(と中華料理)。MBAに来たからこその、人生において貴重な冬休みを過ごすことが出来ました。
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by golden_bear | 2009-12-27 23:02 | 旅行


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