A Golden Bearの足跡


UC Berkeley Haas School (MBA) における、2年間の学生生活の記録です。
by golden_bear
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ようやく運転免許証が届いた! 417日間の軌跡

昨年8月1日に仮免許証(筆記試験合格)をもらって以来414日、ようやく本日運転免許証が家に届きました。それまでは、車を使う場合常に紙の仮免(実技試験合格)と日本の運転免許証および念のため国際免許証の3つを、また身分証明のために常にパスポートを携帯し続けていたのですが、本日よりついに1枚の運転免許証カードで代用できるようになり、非常に快適です。
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(写真上が紙の仮免(実技試験合格)。下が本日届いた運転免許証)

何でこんなに時間がかかったか、というと、私の場合はビザのステータス変更(及び恐らく米国でのインターンシップ)にありました。かつて前職でシカゴに赴任した際に2008年11月まで有効な就労ビザが発行されており、2008年6月に東京の米国大使館でビザのステータスを学生ビザ(F1)に切り替えた上で7月末にカリフォルニアに来ました。そして、免許証を発行する時に、DMV(Department of Motor Vehicles: 運転免許試験および車の登記など車に関する手続きは全て取り扱う役所)にて「米国にいる間にビザのステータス変更があったか?」と聞かれ、(すでに切り替えてから来たから)「無い」、と答えてしまったために、DMVがカリフォルニア州との間で私の身分確認ができなかったらしく、以後はずっと紙の仮免(実技試験合格)で生活せざるを得ませんでした。

そうこうしているうちに1年が経ってしまい、DMVから「貴方の『免許持っているけどカードの発行待ちの状態』、という状況の記録は、2009年8月1日に抹消されちゃうから、8月1日過ぎたらなるべく早くもう一度発行しに来て」と言われてしまい、米国帰国直後の8月3日(月)朝1番に再発行しに行く羽目に。このときに、I-20という学生であることを大学が証明するフォームのコピーが、DMVからカリフォルニア州に送られていないことが判明。直ちに、コピーを取って送りなおしてもらいました。ところが、翌8月4日(火)朝に、今度は米国で夏のインターンシップを行うために、I-20自体を大学で再発行すること。さらに9月1日に秋学期のパートタイムインターンを行うために、またI-20を再発行。8月3日にDMVに渡したコピーと比べて随分I-20の内容が変わってしまっていました。どこかで落ち着いた時にDMVに確認した方が良いかな、と思っていた矢先、結局本日無事に免許が届いたので、一件落着です。

参考までに、米国に最初に入国してから免許が届くまでの417日間における、車関係の手続きで起きたこと及び教訓を下記に並べておきます。
(1) 米国入国~筆記試験合格まで
- 2008年7月29日: 米国に入国。すでに一足先に米国で免許を取り始めていた同期から、筆記試験の情報を受け取る。携帯電話を入手する
- 7月30日: 車及び書類一式を引き取りに行く。同時に、自動車保険に加入する
- 7月31日: 大学の家族寮に入寮し、住所の情報を貰う
- 8月1日: Oakland (Claremont)のDMVに車の所有者変更登録をしに行き、ついでに筆記試験を妻と2人で受ける。実技試験と違い、ノンアポで朝から1時間くらい並べば対応してもらえる。妻はSocial Security Numberを持っていなかったが、上記の情報(車の書類、保険、住所、電話番号)が揃っていれば、問題なく受けられた。2人とも合格。

とまあ、ここまではほぼ最短の日数で、こなすことができたのですが、、、

(2) 実技試験合格まで
- 8月1日: 合格したその場で実技試験の予約を行おうとしたが、「一番早くても8月20日」と言われる。入学オリエンテーションの真っ最中かつ、その後の時間割等もわからなかった上、「インターネットで予約できる」と言われたため、予約せず退散
- 8月2日: いきなり駐車違反。レストランに行くためパーキングメーターに約1時間分のお金を入れていた(コインしか受け付けないメーターであり、手持ちの全てのコインが1時間位しかなかった)が、店に1時間半ほどいた間にチケットを切られた。$30の罰金を取られる。前の日に車の登記を済ませていたため、これ以上の問題にならずに済んでよかったと思う。
- 8月上旬: インターネットで予約を試みるも、私の仮免許番号を入力しても何故か機能しない。私(のビザステータス)が悪いのか留学生全般に言えることなのかはわからないが、何度やっても予約できないので、諦めて電話予約に切り替える
- 8月中旬: なかなか電話が繋がらない。最初自動応答システムに英語で私の名前などを叫ぶも、発音が悪く伝わらない。そして、最後にやっとのことで仮免許番号を言い終わると、「その番号は認識できません」(!)。ここまで10分くらい要して結局オペレーターに回される、が、オペレーターが出るまで20分くらい待つ。この間に、次の授業が始まってしまい結局オペレーターと話せない(授業後は営業時間外)、、、ということを4回くらい繰り返す。途中で最初から自動応答システムを無視してオペレーターを呼ぶ術を会得する。ようやく9月上旬に実技試験の予約ができる
- 9月上旬: Oakland (Claremont)のDMVに1回目の実技試験を受けに行く。私が10時、妻が10時45分だが、気合を入れて9時15分に試験場に到着。9時45分に手続きを開始すると、なんと「車両保険証がないから受けられない」とのこと。仕方なく一度家に帰って車両保険証を取り、戻ってくると、10時20分。交渉したものの私は「遅刻」のため受けれず、妻のみ受験。妻はどこかでYield(譲れ)のサインを見逃したらしく、不合格に。その場で次の試験を2人分予約
- 10月上旬: Oakland (Claremont)のDMVにて再度、実技試験。私は初めての受験で、出発直後の最初の道で"Pull it over"と言われて何のことかわからず直進し、試験官が怒り、ようやく縦列駐車のこととわりバックしながらも、色々言われているうちに縁石にぶつかってしまい一発不合格。妻は無事合格。Oaklandは不親切なので、試験場を変えてみることに。
- 10月下旬: El CerritoのDMVに、実技試験を受けに行く。今度は「Pink Slip(自動車の登記書)が必要」と言われる。オークランドでは無くても受験できたはずなのに、、、と思いながら取りに帰って戻ると、5分遅刻で受験できず、、、。なんで試験時刻に集まってから実際に試験を受けるまで1時間くらい待たされるのに、こちらが5分遅刻だと受けられないのか、とても不公平で腹が立つのだが、受けられないものは仕方が無く、次の予約を入れてもらうことに。
- 11月上旬: El CerritoのDMVに、再度実技試験を受けに行こう、とする道の途中で、試験の予約票に「試験場:Oakland (Coliseum)」と書いてあり、大変あせる。まさか予約時に勝手に試験場が変わってしまっているとは、、、。とりあえず方向転換して南に15mileほど走り、何とかオークランド空港そばのDMVにて受験可能に。ここではpink slipは必要なかった、、、。ここのDMVは白人は皆無、見渡すと刺青つきの大男ばかりでかなりビビリながらの受験。コースは他の2つの試験場に比べるととても難しく、世田谷区を思い出すような住宅街のとても狭いところに入ったり、時速45mile(約70km)位の幹線道路の立体交差で4車線道路の端から端まで車線変更したり、運転時間も前の時の2倍くらいある感じで、大変でした。ただ、試験官は「日本人はとても珍しいよ」と気さくに話してくれて、どうにか12点減点(15点減点で失格)で合格できました。その場で紙の仮免許を発行

結局、筆記試験までは4日でこなせたのに、実技試験合格には3ヶ月かかりました。

(3) 発行まで
- 11月下旬: 大学の駐車場で駐車違反を取られ、$48払う羽目に。「$1で1時間とめられます」と書かれた駐車場に、1時間5分後に戻ってきたらチケットが貼られていた。駐車場には守衛さんがいたので、恐らく彼が1分でもオーバーしたらすぐにチケットを貼って、収益にしようとしているのでしょう。
- 2009年1月、3月、5月: 紙の仮免許の有効期限が切れるたびに、2ヶ月に1回ずつ位DMVに行き更新してもらう。この手続きは、比較的空いているEl Cerritoでやると30分くらいの待ち時間でやってもらえるが、Oakland(Claremont)だと2時間くらい待たされることがある。Oakland(Coliseum)には遠いのと怖いのとで行きたくない。行くたびに、「早く届きませんかねえ」と質問するも、毎回「こればかりは州が貴方を認識しない限り、こちらではなんともしようが無いのですよ」との返事。最後5月に更新する際に、冒頭で書いたとおり8月1日直後にシステムを更新するように言われる。
- 6月上旬: ザンビアにいる間に、妻から「$450の罰金を払え」という手紙が警察から届いた、とメールを受ける。ザンビアから一瞬帰国した際に手紙の内容を見ると、どうやらある交差点を黄信号で加速しながら右折をしている最中に赤信号に替わったらしく、そのときの写真を取られたらしい。私の顔が映った写真が4枚つけられており、「この写真からすると貴方は25mile/hr程度で赤信号に突っ込んだ」とのこと。私に取れる手段は、裁判所に異議を申し立てるか、期日までに罰金を払うか、自動車学校の講習(丸一日、罰金+α程度の金額で受講できる)を受けて点数軽減してもらうか、の3択。だが、すぐに日本に帰らなければならず、その場で罰金を払うことで対処。
- 7月下旬: 先に帰米していた妻が、OaklandのDMVでシステムを更新し、I-20のフォームをサクラメント(カリフォルニア州州都)に送ってもらうようにしてもらった。すると、1週間後に免許が届く。
- 8月3日: 私も妻同様の手続きをEl CerritoのDMVで行う。1週間で来るかな、と思っていたが、冒頭で書いたように全然来ない。
- 9月19日: 運転免許証無事受領


教訓
- 留学時にビザのステータス変更があった場合には、必ずDMVからI-20を州都に送ってもらうこと
- カリフォルニア州の財政難(注1)からか、駐車違反や信号・一時停止・スピード違反などのルールはかなり厳しく取られてしまう(見張っているパトカーがうろうろしている)上に、罰金の額も恐らく1-2年前よりも相当高めに設定されている。重々注意すべき
-- パーキングメーター用に、常にコイン(25cを10枚ほど)は準備をしておくべき
-- 黄信号での減速、横断歩道や一時停止線の信号などは、日本より相当キビシ目に行うべき
- DMVの対応は、場所・人(の親切さ)によってまちまち。おそらくDMVに限らず米国の役所と対面する際には、こちら側に落ち度(例:1分の遅刻)がないようにしておくべき。
- その他、車関係の盗難など犯罪にも注意(例:カーナビをフロントガラスにつけっぱなしにすると、フロントガラスを割られて盗まれる)

(注1) 完全に余談ですが、中国語のクラスでは、「宿題を採点する人が雇えない」、「学費が32%増(具体的にどの学部を指しているかは不明)」、という状況に耐えかね、来週授業を1コマキャンセルして、昼休みにデモを行うそうです、、、
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by golden_bear | 2009-09-19 14:19 | 趣味・生活
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