A Golden Bearの足跡


UC Berkeley Haas School (MBA) における、2年間の学生生活の記録です。
by golden_bear
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログパーツ

ザンビア行きに必要な予防接種とは:IBD体験記(2)

1月末の記事以来、ザンビア行きプロジェクトについてはあまり書けませんでした。というのは、話が四転五転してプロジェクト自体が全然まとまらないのが大きな要因なのですが、もう来週金曜日から出発になってしまうので、確定したところから記したいと思います。

本日は予防接種について。IBDではほぼ全員が様々な発展途上国に滞在するために、行く国それぞれに必要な予防接種をうっておく必要があります。私の場合のスケジュールは、下記のようなものでした。

(1) 4/27(月) 感染症と予防接種の講義(IBD参加者全員向け)
(2) 4/28(火)-30(木) 旅行届(Waiver Form)の提出と、予防接種カウンセリングの予約
(3) 5/5(火) カウンセリング
(4) 5/8(金) 予防接種、Hepatitis Aの摂取開始
(5) 5/14(木) Hepatitis Aの摂取終了

(1) 感染症と予防接種の講義(IBD参加者全員向け)
c0174160_10492552.jpg

一般的な途上国への旅に関する心構えと共に、この写真にある病気一つ一つについて、どの地域で発生するのか、どのようなものか、どう対処すべきか、など一般的な講義。知らない単語だらけで、怖いのか怖くないのかもわからなかったのですが、後で単語を調べると日本の保健所でも教えてくれそうな内容であることがわかりました。

Yellow Fever: 黄熱病
Hepatitis A/B: 肝炎
Typhoid: 腸チフス
Japanese Encephalitis: 日本脳炎
Rabies: 狂犬病
Meningococcal: 髄膜炎菌感染症
Diphtheria Tetanus: ジフテリア・破傷風
Pertussis: 百日咳
MMR: おたふく風邪{かぜ}
Polio IPV: ポリオ
Varivax: 水痘

当たり前ですが、Swine Flu(豚インフルエンザ)のワクチンは無いとのことでした、、、

(2) 旅行届(Waiver Form)の提出と、予防接種カウンセリングの予約
 長々と4ページにもわたるWaiver Formを読んで、サインして出してしまったので、ここから先は自己責任。ということで、カウンセリングの予約の電話をするのですが、これが一苦労。電話でしか受け付けない、といわれたので、電話をしたのですが、

- アメリカの電話でよくありがちな自動応答システムで、どこにつないだらいいかわからない。毎回間違ったところに繋がってしまい、後から転送してもらう
- 転送先の電話が出てくれるまで、最低10分かかる。酷い時には、24分放置された
- 友人と一緒に受ける予定で、予約を追加してもらおうと思ったら、元の友人の予約が勝手にキャンセルされており、一から取り直し
- その友人、別の会に行こうとしたら、電話では3人でOKと言われたのに当日2人しか駄目、といわれ、カウンセリングを受けれず。しかも、キャンセル料を$20取られる羽目に。

というわけで、予約を取るのに計5回の電話、70分程度待たされました。初めから電話に頼らず、保健所の建物に直談判しに行くほうが良かったと思います。

(3) カウンセリング
キャンセルされたらたまらない、ということで、早めに気合を入れて行きました。行く前にも、4ページくらい色々書類を書かされて、当日にも1ページ問診表を書いて、どんなカウンセリングが始まるのか、と思いきや、上記(1)の写真の紙を見ながら、一つ一つ、ザンビアで発生可能性があるか、私が過去にいつ打った(可能性)かどうか確認して、絶対必要な薬、任意の薬を選ぶ。ということで、30分くらいでどの薬がいるかを確認して終了。任意の薬で今選べないものは、日本にいる母親に確認し後日連絡、ということになりました。

たったこれだけのカウンセリングに、$55取られました(涙)。アメリカの医療制度に文句を言う人が多いのにはうなづけます。

(4) 予防接種
事前に母親に過去の予防接種歴を確認しておけば、カウンセリング当日に予防接種を受けることもできたのですが、どちらにしてもその週は課題が多かったので、金曜日に日を改めて摂取してきました。合計5本の注射を、左に2本、右に2本、左に1本の順番で打っていきます。日本でよく注射を打たれるのは、二の腕の真ん中か肘に近いあたりですが、この日はむしろ肩の近くに打たれて、全然痛みを感じませんでした。「さすがアメリカ、医療技術も注射針も痛くないものにしてるのかな?」、と思っていたのもつかの間、1時間くらいすると両腕がものすごい勢いでむくんできて、「よく動かせ」といわれたとおり、動かさないと本当に固まってしまうのではないか、という勢い。その後、家に帰ると急に眠くなり、昼の2時から昏睡に入る。目が覚めると夕方で、ご飯を食べた後ちょっと出かけてしてまた家に帰るとまた昏睡。気付くと朝になっていて、結局14時間くらい寝た計算になります。

かかった注射代は、トータルで$65。私の場合は大学の健康保険が有効の薬ばかりだったため、2割負担で済み助かりました。

(5) Hepatitis Aの摂取終了
注射以外に摂取しなければならない薬に、Hepatitis Aと、マラリア向け抗生物質の2種類があります。このうち後者は現地到着後+帰国後1週間毎日飲み続けるものなのですが、前者は出発1週間以上前に、2日に1回*計4回、すなわち1週間かけて飲みきる必要がありました。この薬には下記のような条件があり、

- 空腹時以外摂取禁止
- この薬を飲んだ日は飲酒禁止。飲んでいない日も、飲酒量を少なめにすること
- 飲んだ直後に、水を大量に飲みまくる必要がある

金、日、火、木と4回飲んだのですが、毎日が送別会のこのシーズンに飲酒禁止は、結構悲しいです。(下記は5/14 End of Year Galaパーティーの様子)
c0174160_10503199.jpg

c0174160_10505279.jpg

c0174160_10511613.jpg

c0174160_10513517.jpg

ちなみに、この薬は保険が効かないものも含まれ、トータルで$60かかりました。


結局、出費自体は合計で、$55+$65+$60=$180、と想定内に収まりました。ただ、それ以上に煩雑なプロセス含め、時間をやりくりするのが大変でした。来年以降もしIBDで途上国に行く人がいれば、少し全体のスケジュールを前倒しにして、(1)の説明を受ける以前に予防接種をしてしまったほうがいいと思いました。
[PR]
by golden_bear | 2009-05-14 22:47 | IBD(ザンビアプロジェクト)
<< Japan Trek 2009... オイル依存脱却記念日!? Be... >>


カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
外部リンク
最新のトラックバック
景気判断
from MIT Sloan 遊学記
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧