A Golden Bearの足跡


UC Berkeley Haas School (MBA) における、2年間の学生生活の記録です。
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ボストン1泊4日の旅(2日間の滞在)

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木曜日昼に、数年ぶりに緊張で腹痛を起こした生徒会役員選挙演説を終えたのもつかの間、その足で夜行便でボストンへ飛んでいきました。今回の旅行の主目的は、「ボストンキャリアフォーラム」という日本人留学生向け就職活動イベントに参加し、来年夏のインターン先候補を見つけること。ただし、副目的として、旧友との再会、および、滞在中にとある奨学金プログラムへの出願書類を書ききること、がありました(来週1週間の膨大なレポートや予習はとりあえず置いておく)。企業と学生との出会いと別れの真剣勝負の場で、様々な予期せぬ出会いや学びがあったので、下記思いつくままに列挙してみます。

・ ボストンへの移動
 オークランド空港20時発→LA22時半発→ボストン翌朝7時着→バスで会場に移動&到着8:30→トイレでスーツに着替え手続き後、1回目の面接は9:30開始、というのは、色々な意味で無理がありました。
 - もし荷物を預けてスーツが無くなったら悲劇なので、リスク回避のために全て手荷物として持ち込むことに。すると、検問で歯磨き粉と髭剃りクリームと整髪剤を捨てられてしまう。
 - LA経由にしたため、飛行機はLAから同じ目的でボストンに飛ぶ日本人大学生が約2割を占め、超満員
 - すなわち手荷物を持ち込む客がエコノミークラスで超満員。品川発大垣行き夜行列車の4分の1くらいしかスペースが無く、押し寿司のように動けない姿勢で寝る。
 - カリフォルニア時間で考えると、ボストン到着朝4時、面接開始朝6時半、という眠気の極限に

・ キャリアフォーラム会場の雰囲気
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 こんなに日本人がいたのか!と思うほど、広い国際会議場のどこを見回しても日本人の学生だらけ。昨年は3日間で延べ約9,000人を動員したらしい。ただし、これでも、昨今の景気悪化の影響を受けてか、去年に比べると活気が無かったようです。 
 - 出展企業数が昨年の約200社から約170社に減少。フロアも去年はブースで埋め尽くされていたらしいが、今年は4分の1ほど空きスペースあり
 - 「今年は、2009年卒の大学4年生が多く来ている印象で、普段はインターン向けの大学3年生が多いはずなのに、厳しいのかな」(ある企業の採用担当者談)

・ スケジュール
 その場で面接ないしは夜の会食をどんどん追加で設定する企業もあり、予定していた空き時間はすぐに埋まってしまう。私の場合、今回旧友と再会する時間はしっかり確保したこともあり、物理的に時間が足りなくなり、その場その場でどの企業に会うべきか、常に優先順位付けを求められました。これは同じ業界で数社を受けたら、避けられないかもしれないです。

・ ボストン内の移動
 外を見回しても町全体がハロウィーンの中、日本人目当てのタクシー(白タク、乗り合い含む)の人が、慣れた声で「あなたホテルどこ」と話しかけてくる。そして、このタクシー、ボストンではぼったくられているのではないか、と思うくらい高い。多分バークレーの5倍くらい、日本のタクシーより高い。これは、ボストンの狭さでもともと高いのと、当日が買い手市場だから仕方ないのでしょう。

・ 人との出会い
 これだけ人が集まると、思いもかけない出会いが待っています。
- 面接を受けてみたら元上司・同僚だった: 同じ面接内容でも時間が短縮できて、余った時間でお互いに、何故今この会社を選んだ/選ぼうとしているのか、将来何を考えているのか、という相手を深く知る質問を真剣にできて、人生の先輩方から私の指針について、非常に多くのことを学べました
- 日本人学生の懇親会: 私が窮屈で死にそうになりながら飛行機に乗っていた木曜の晩に、既に現地入りしていた日本人MBA学生が、懇親会を開いていた模様。こういう会合に集まれないのが、西海岸のデメリットだなあ、と思っていたところ、金曜日に知り合った学生から「今日も日本人学生が集まるイベントがあるよ」とのこと。行ってみると、ある起業家の方が主催したパーティーで、数社の企業がスポンサーになり、学生はそのプレゼンを聞く代わりにただで立食パーティーができる、というイベントでした。ここでは、社費のためキャリアフォーラムには参加しない留学生とも会えたのが良かったです。
- 旧友との親交: 半年ぶり、1年ぶり、3年ぶり、と、時と場所を隔てた後に会うことで、お互いの成長の軌跡、将来への期待と不安、生活/学習環境の違いなど、考えさせられることも多いです。また一旦隔たった後の再会が非常に楽しみです。

・ 帰宅:
日曜日に慶事があるため朝6時のフライトで帰るので、ホテルは取らずに旧友と朝3時まで飲んだ(しかもサマータイムの切り替えで午前2時を2回経験)後、空港に行く。朝3時半でも中に入ることは可能で、4時半頃から国際線の中国人団体客や従業員の方々が活発に動き始めて、市場か早朝バイトに来ている気分になりました。

結論として、それまでの人生を捨ててまさに新たな道に飛び込むかどうか悩んでいる人などを含め、2日間本当に様々な立場で海外で勉強している人/そういう学生を採用したい人に出会いました。この中で奨学金プログラム向けのエッセイを空き時間に少しずつ書き溜めていた結果、私の中でやりたいこと、何が機会でリスクか/そうでないか、およびそれらの優先順位が少しずつ変化しながら再構築されていっていることに気づきました。そして、エッセイを書ききって読んで見て、あまりのつまらなさに全く合格する気がしなかったこと、および、万が一奨学金を得たらその制約のために失うものの大きさを実感し、申請を取りやめる決断をして、疲れきった2日間を終えました。最後に、この2日間に出会えた(つきあわせた?)全ての人に感謝(謝罪?)します。
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by golden_bear | 2008-11-03 05:28 | 就職活動
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